壁に耳あり障子にメアリーid:Dirk_Diggler 1/10ページ ▽ Commentarius Saevus ●03/14 02:52 2025-03-14フェニックス・パーク、アッシュダウン城、ラフカディオ・ハーン展博物館 アイルランド文学ラフカディオ・ハーン展が行われているのでフェニックス・パークに行って来た。かなり広い。パーク内のファームリー・ギャラリーで行われているラフカディオ・ハーン展。アイルランドと日本のアーティストが作った『怪談』に関する芸術作品と、ハーンの人生に関する史料が展示されている。パーク内にあるアッシュダウン城のビジターセンターにも行ってきた。このあたりの歴史や動植物に関する簡単な無料展示がある。ヨハネ・パウロ2世が1979年にアイルランドに来た時に使った椅子だそうな。塔の遺構。ヴィクトリアンキッチンガーデン。saebou 2025-03-14 02:23 読者になる広告を非表示にするもっと読むコメントを書くフェニックス・パーク、アッシュダウン城、ラフカディオ・ハーン展博物館 アイルランド文学アイルランド文学 (80)博物館 (242) ▽ indienative インディーネイティブ ●03/14 01:07 The Mars Volta、ニューアルバム『Lucro Sucio; Los Ojos Del Vacio』を 4/11 リリース!2025.03.14 / The Mars VoltaParannoul の別名義 Huremic がニューアルバム『Seeking Darkness』をリリース!2025.03.14 / HuremicCoheed and Cambria、10作目のアルバム『The Father Of Make Believe』をリリース!2025.03.14 / Coheed and Cambria▶Dinosaur Pile-Up、5年ぶりのニューシングル「Bout To Lose It」をリリース!2025.03.14 / Dinosaur Pile-Up▶UKリヴァプールのバンド Courting、3rdアルバム『Lust For Life ...』をリリース!2025.03.14 / Courting▶The Chats、ベルギーの Ancienne Belgique で行われたフルライブ映像が公開!2025.03.13 / The Chats▶Third Eye Blind が人気企画 Tiny Desk Concert に登場!2025.03.13 / Third Eye Blind▶LAのロックトリオ HAIM、待望のニューシングル「Relationships」をリリース!2025.03.13 / Haim▶The Voidz、新作EP『Megz of Ram』を近日リリース!2025.03.13 / The Voidz▶新進気鋭のアーティスト Nami がニューシングル「Suzette」をリリース!2025.03.13 / Nami▶Anamanaguchi、Mario Judah ▽ シャングリラ屯田兵 ●03/13 23:18 2025-03-12ザ・フラッシュ(アンディ・ムスキエティ)映画まあ面白かったのですが、冒頭の病院から赤ちゃんを救い出すような「小さな世界」での大活躍に留めてほしかった。というか、フラッシュだけが活躍する映画でよかったのになと思いました。結局のところ、ジャスティス・リーグ第2章みたいな規模になるようなならないような、マルチバースになるようなならないような、という構えの大きな物語になってしまうので、しかも内容がこれでもかと盛りだくさんだから、正直お腹いっぱいすぎて、もういいかなとなりました。2時間半程度の長い時間を持たせるために脚本で手数を増やしたのか、それだったら90分強くらいでコンパクトな話にしてもよかったのではと思います。本末転倒ではないか。歴代バットマン、スーパーマンが登場するのは楽しいといえばまあそうだけど、スーパーガール登場の意味合いも結果微妙だったし、スパイダーマンへの対抗意識(というかスタジオの要請?追っかけでやっても二番煎じは否めないし…)だったのか、それってヒーロー映画の面白さの本質ではないよなあ、と思いました。☆☆☆1/2cinemac 2025-03-12 00:00 読者になる広告を非表示にするザ・フラッシュ(アンディ・ムスキエティ) ▽ pithecanthropus collectus(蒐集原人) ●03/13 22:18 2025-03-1337 店主一人営業の苦悩と万歩書店と大馬鹿者マニタ書房閉店日記2013年5月マ日切実に店員さんが欲しいなあと思う。店の営業は店員さんに任せて、自分は「セドリ」という名の買い付け旅行だけをして暮らす。それで店の維持費と自分の生活費を賄う。その合間に行うライター仕事による収入は余録として貯蓄に回す。そんな調和水槽的サイクルができたら最高なのだが、どう考えてもマニタ書房のコンセプトでは不可能だ。開業以来、一冊も売れていない「極端配偶者」「大家族」「特殊辞典」「珍健康法」といった不人気コーナーをリストラして、もっと動きのいい商品を充実させるべきなのだろうけれど、そうなったらマニタ書房がマニタ書房ではなくなる。そもそも、マニタ書房はお金のために始めた店ではない。日がな一日、店の帳場にほげら~っと座っていて、たいして儲かりもしないけれど、ごく一部の人に愛されることでなんとなく続いている、そんな店の主人になりたくて始めたことなのだ。その行き着く先がどうなるかは助川助三を見ればわかりそうなもんだが、もう引き返せないのである。無能の人作者:つげ 義春日本文芸社Amazon2013年5月ニ日「買い付け」と言えばかっこいいのに、「セドリ」と言われると、なんだかヒト聞きが悪い。やってることに何ら変わりはないのに。「買い付け」には、目利きが海外の蚤の市でアンティーク家具などを仕入れてくるイメージがある。一方「セドリ」には、ロクに古本の知識もない者がスマホとビーム端末を片手にブックオフでバーコードを読み取っているイメージがある。そりゃあどっちがモテるかと言ったら答えるまでもない。でも、セドリは古書業界に昔からある言葉なので、ぼくは臆せず使っていこうと思う。2013年5月タ日友人のミュージシャンが大麻所持で逮捕されたというニュースにショックを受ける。 ▽ マフスのはてな ●03/13 19:01 2025-03-14■musicSasami/Blood On The Silver Screen★★★★★リンダ・リンダズも「Not The Time」のPVに出演していたインディー・ロックな1stアルバム『Sasami』、ダニエル・ジョンストンの「Sorry Entertainer」のカヴァーを含むメタル化した2ndアルバム『Squeeze』と来て、3年ぶりのアルバムとなる本作は徹底的にポップに振り切った傑作となった。どうやら前作のツアーで(無理にメタル化したせいで)喉を痛めてしまったようで、その反動もあってか本作ではソングライティングに注力。オーセンティックなシンガー・ソングライターとしての魅力を活かしつつも間口を最大限に広げた作りは、リズ・フェアの2003年の傑作『Liz Phair』に通じるものを感じる。プロデューサーとして元ヴァンパイア・ウィークエンドのロスタム・バトマングリと、テイク・ザットやカイリー・ミノーグなどを手掛けているジェニファー・デシルヴィオが携わっているんだが、この両者の組み合わせも、マイケル・ペンとザ・マトリックスのプロデュースを巧みに使い分けていた『Liz Phair』と似通っているといえよう。なお、ロスタムとの繋がりもあって本作にはクレイロがゲスト参加している。pikao 2025-03-14 00:00 読者になる広告を非表示にするもっと読むコメントを書く2025-03-13■「ハイパーイナフ」と空目してしまった。スーパーチャンク!pikao 2025-03-13 00:00 読者になる広告を非表示にするもっと読むコメントを書く2025-03-12■カイリーの愛とま(というか本家)。サブステージでのパフォーマンスだったので、後ろから眺める形に。オープニングで登場した瞬間に泣いてしまって、落ち着いて ▽ soap雑感 ●03/13 16:33 誰も知ることはない(腹筋を披露することもない) ▽ Everything You’ve Ever Dreamed ●03/12 22:52 2025-03-12食品業界の中の人だけど備蓄米入札によって現場で起きていること全部話すよ。仕事 メモ 給食営業マン僕は食品業界の片隅で働く営業部長だ。僕が勤めている会社も、米の価格と量の確保に苦戦している。業務用のお米については、昨年の夏ぐらいから価格が上がりはじめ、取引のある業者(数社)からは、来月からの値上げもすでに決定している。米を使用する商品から別の食材使用する商品へのシフトを進めるなど、事業計画の修正を終えたところだ。市場に出回っている米が少ないため、価格が高騰している。理由については米の価格の高騰を見越して(あるいは誘発して)、他業界や転売ヤーが大量に買い付けたからといわれているが、どうだろう?それだけではこの量の不足を説明できない気もする。特にネットやSNSで話題になる個人レベルの転売ヤーでは取り扱い料が少なすぎるので、原因のほんの一部にすぎないと僕は考えている。そういう状況下で3月10日に政府備蓄米の入札がおこなわれた。3月13日に入札結果が開示される予定。明日だね。入札を受けて米の価格がどう変動するか注目している。よく、「米の値段が以前と同じレベルに戻れば…」という街の声をニュースで見るけれども、おそらく前のレベルまでは戻らないだろう。生産コストが上がっているからだ。これまで安すぎたともいえる(米の価格決定の方法については置いておいて)。今後は緩やかに価格が上がっていくものだとされている。それでも昨年からの米の価格高騰は異常だ。食品業界の中の人だけど謎のお米を売りつけようとする怪業者が接触してきたよ。 - Everything you've ever Dreamed先月、僕の会社に怪しげな業者が複数、米の売り込みにきた。キロ800円〜1000円という強気の価格設定だった。品質管理状況、トレーサビリティー、取扱量、継続的に安定した納品が可能か、な ▽ 新・おいしい果物 ●03/12 19:07 ユスリの元になった「ハリス謝恩碑」の建った時期が、わずか10年前だという設定*4なのも、わりと怖い。たった10年前は「よほど時勢が異っていた」ためにセーフだった「ハリス謝恩碑」。それがユスリのネタに化けてしまうとは。つまり、このような「時勢の急流」が、『久里岬土産』のキモなのです。『久里岬土産』(昭和10/1935)の〈村おこし〉設定は、「東海汽船」の公式サイトにある年表:「大島と下田の観光開発により観光客が増加。ピーク時の1935年には27万2千人もの観光客が乗船した」と一致します。……と、ここまでは、楽しげな〈戦前の昭和〉のイメージですが、昭和12年にはもう日中戦争がはじまるし、昭和13年になると「東京湾の女王」と呼ばれていた船が「海軍の特設病院船」として徴用されるように。あああ。ご存知のとおり、映画『彼岸花』(昭和33)は娘の結婚にあたって、すったもんだする話。美しい「娘」があとからあとから登場します。小津映画といえば〈おじさんたちの飲み会〉ですよね。『彼岸花』でも、おじさんたちが盛んに飲み食いしています。しかし彼らの話題は「キミの娘はどうした?」「キミには娘が大勢いるねエ」みたいな調子で、娘のことばかり。小説の『彼岸花』を読んだ後に映画を見返すと、楽しげな〈おじさんたちの飲み会〉がヒンヤリと感じられました。死んだ息子に、触れないように触れないように細心の注意を払いつつ、表面上は朗らかに酒をくみかわしているのか…と。【参考】「サザエさん」では省略されているタイプの会話を『町子たんぺん傑作集』でみつけた:「おたく 空しゅうで やけたそうですなアー」「おくさん なくなられたそうで どうも」。明るい「サザエさん」の世界でも、裏ではこういう会話が交わされていたはず。『町子たんぺん傑作集』朝日新聞社ところで、昭和の健康読本では〈戦争たとえ〉をしばしば見かけます。 ▽ 本と奇妙な煙 ●03/12 06:15 2025-03-11つげ義春が語る 旅と隠遁マンガ サブカル 心理 手塚治虫 旅 映画 狂気 文学 フェミプロフィール つげ義春つげ式生活の最近滝井孝作ただあるがままでしか――『ガロ』の時代はホントにうまかった!菅野修✕つげ義春『無能の人』撮影談義「無能の人」、蒸発女性、フェミニズム石井隆✕つげ義春水木しげる山下裕二✕つげ義春つげ義春が語る 旅と隠遁 (単行本 --)作者:つげ 義春筑摩書房プロフィール つげ義春[聞き手・正津勉『月刊ポエム』一九七七年]――(略)『つげ義春作品集』(1975年)のあと、またガラリと変わった?はい、もう黒っぽい画は描かなくなった。何か青空のようなものに魅かれるようになった。(略)[その理由は]さめてしまったかぼけてしまったかどちらかです。おもおもしいより軽々しいほうが楽しいですから。若い頃は精神的な悩みが大きく、中年になると、逆転して生活の問題で深刻になることがあります。――精神的なといいますと?自分が何故、存在しているのだろうか(略)その根拠がはっきりしないだけに耐えられなかったんです、不安で。(略)物ごころつくのとおなじころから、耐えられなかったですね。本も読めるような境遇ではなかったし、知識も何もなかったし、ひどかったですよ。――その存在の不安が「ねじ式」を描かせた?そのように解釈されているようですけど、自分ではそれをテーマとして描こうとはしなかった。――いまもそのような不安から自由になっていませんか?いまはもう、そうでもないです。なんとなく解決したみたい。――その存在の不安に表現を与えたから?それとも結婚によってその根拠を得たから?いや、どっちでもないですよ。(略)根拠なんてなんにもないんだと思ったわけです。自分が生きていることに何も意味がない。年を経るにつれごく自然に ▽ 西東京日記 IN はてな ●03/11 21:15 2025-03-09向山直佑『石油が国家を作るとき』読書 政治石油は政治学においても注目されている資源で、マイケル・L・ロス『石油の呪い』は石油の存在が民主化の進展や女性の政治参加を阻害し、内戦などが起こりやすいことを明らかにしました。これに対して本書が注目するのが植民地の独立と石油の関係です。ブルネイやカタール、バーレーンといった国は小国ですが、産油国であるために豊かです。本書はこのような小国がなぜ存在するのか? という問題を提起しています。第2次世界大戦後に世界で約600ほどの植民地単位がありましたが、そこから誕生した独立国が150ほどで、多くの植民地が合併される形で主権国家となっています。そうした中で、なぜブルネイやカタールやバーレーンは小国のまま独立できたのか? というのが本書が解こうとする謎になります。この問題については、「宗主国が石油の権益を維持するために小国を独立させたのでは?」と考える人もいるかもしませんが、こことり上げられているケースは、いずれも宗主国(イギリス)がもっと大きな単位での国家形成を目論んだものの、それに失敗したケースになります。本書はケースこそ少ないとはいえ、非常にしっかりとした形で論証がなされており、脱植民地化や国家形成について今までにはなかった知見を教えてくれます。また、本書の知見は「石油の呪い」「資源の呪い」について改めて問い直すことを要請しており、この点でも興味深いものです。目次は以下の通り。序章第1章 単独独立の理論第2章 ボルネオ島における石油と脱植民地化――ブルネイの単独独立第3章 ペルシャ湾岸における石油と脱植民地化――カタールとバーレーンの単独独立第4章 他地域における単独独立とその不在――クウェート、西インド諸島、南アラビア第5章 天然資源の多様な影響――歴史と比較の観点から結論本書が ▽ rickdom ●03/11 09:17 Error. Page cannot be displayed. Please contact your service provider for more details. (7) ▽ 双子座殺人事件 ●03/10 20:06 2025-03-10Playground 校庭映画7歳のノラの登校初日のオープニングには、そもそも集団に分けられ決められた時間に決められた場所にいなきゃならないなんて異常なことだと思わせられる。大人は子どもを校門の中に入れさえすれば何とかなると思っているが、何とかなる方が奇跡だ。自分も苦労したのに子どもにそれを負わせている場合、忘れたのではなく面倒だから考えないようにしているんだと思う。『小学校 それは小さな社会』(2023)の、運動発表会のために家で一人黙々と練習して二重跳びが出来るようになるくだりは恐ろしかったけれど、劇映画であるこちらの授業描写の殆どを占める体育の時間も恐ろしい。「教わる」のではなく列に並んで言われたことをやる。ノラも何で足元じゃなく前が見れるの?の平均台に始まり棒を使った指示に従いプールに飛び込む。教室での授業描写は一斉音読や書き取りといった全員揃っての行為のみが抽出される(他の活動もしていると思いたい)。「遊ばないの?」「食べないの?」…皆と同じことをしないの、というのが後の友達からの最初の声かけなのは、人間のコミュニケーションがそう出来ていると言っているのだろうか。「皆」の成員となったノラは皆がするとされている「『友達』と」「遊ぶ」ために日々闘わねばならない。大事なのは「友達と遊ぶこと」であり「友達」ではない。校庭での休み時間は体育の授業と逆の「自由」な時間では決してない。平均台遊びには過酷なルールがあり、人間関係によって生死が決まる。ノラははじき出されないよう、いじめられている兄を排除しようとまで考える。体育の授業は次第に息苦しくなる。ノラが友達に教えてもらった靴紐の結び方を父親に教えるように、子どもは学校と家を繋ぐ。友達の「失業者とは働く気がない人」「差別主義者とは自分のことしか考えない人(つまりサッカーをしている大きな男の子)」 ▽ JIMMY JAZZ BLOG ●03/09 20:41 2025年3月7日 0第三のミッション:ウエスティンホテル大阪「運転免許を取ったら、立派なクルマに乗って両親をウエスティンホテル大阪のランチに連れて行きたい」まず最初に思いついたプランがこれだった。 よく自己啓発本などに、「一張羅の洋服を着て、一流ホテルのロビーに行き、そこを利用している成功者たちの立ち振る舞いを観察しなさい」みたいなことが書いてある。本で読むとすぐにやってみたくなる性分のわたしは、ひとりウエスティンホテル大阪のレストランに行ってランチを食べたものである。レストラン”アマデウス”のウエイターは月曜の昼間に予約もなしにぶらっとやってくる初老の紳士(わたしのことね)の顔を覚えてくれて、居心地よく過ごしたものだった。おっと成功者の観察はすっかり忘れていたな(^^; 両親にそのことを告げると、思いのほか喜んでくれて、「この歳になって免許を取るなんてエラい!」と褒められたのが意外だった。 さて、ランチ当日、予約しておいたタイムズカーのMAZDA3(220円/15分)がまたまたMAZDA2に変更された。両親を乗せるには後部座席が狭すぎるだろうということでMAZDA2はキャンセル。少し奮発してミドルクラス(330円/15分)のMAZDA CX5を借りることにした。 両親を乗せ、シートベルトをつけていざ発進!しばらく走るとピーピーと警告音が鳴り出した!なんだなんだ??振り返ると母親がシートベルトを外してつけ直そうとしているではないか!?事前にあれほど勝手にシートベルトを外すなと言っておいたのに!( ̄▽ ̄; 一旦路肩に停車して、ベルトを付け直す。もう、これだから年寄りは!いきなり出鼻をくじかれたが、これだけで我が家がいかにクルマと無縁の生活をしてるかがわかる。 ウエスティンホテル大阪へはクルマでわずか15分の道のり。何度か練習していたのですんなり行けた。高級車 ▽ 音甘映画館 ●03/09 18:43 3月1日(土) 体力が回復しないなあと思いながら夜は吉祥寺 曼荼羅2へ。宍戸幸司+奥野真哉+箕輪政博による新バンド「梵烏」のお披露目にフロントアクトで「ヤマジカズヒデ+細海魚」。ヤマソロはバックトラックの作り込みが更に増し、can"spoon"は脳内の記憶を刷新した仕上がり。ただ、ねえ。『精巧な仏作れど魂見せず』、といった塩梅で工房の中に籠ってる空気が私には拭えず。図らずも「こんな機械でつくった音に合わせて何が楽しいんだって思う人いるだろうけど、オレは楽しい」てなMCが象徴的。/ 梵烏は3人の個性がそのまま固まって、まだ曲がこなれた感じはないけれど面白いことをやりたいって気概が伝わってくる。宍戸さんのギターはやっぱり凄い。強靭で凶暴で体全体を殴りつけられる。異世界に居ながら現世に想いを降ろして弾いてる。/最後は全員で、大人数ゆえ音で埋め尽くされた「溺れっぱなし」。ヤマジさん途中から、宍戸さんを見る目つきに憧れが灯っていた。 ▽ メモリの藻屑 、記憶領域のゴミ ●03/06 21:38 2025-03-06スティーヴンスンの古典冒険小説『宝島』を読んだBOOK宝島 / スティーヴンスン (著), 村上 博基 (翻訳)港の宿屋「ベンボウ提督亭」を手助けしていたジム少年は、泊まり客の老水夫から宝の地図を手に入れる。大地主のトリローニ、医者のリヴジーたちとともに、宝の眠る島への航海へジムは出発する。だが、船のコックとして乗り込んだジョン・シルヴァーは、悪名高き海賊だった……。胸躍る展開と個性的な敵役、臨場感あふれる描写。新訳では少年の成長に光をあて、大人の読み物として甦る。19世紀イギリスの作家ロバート・ルイス・スティーヴンソンによって書かれ、1883年に出版された児童向け海洋冒険小説『宝島』といえば誰もがタイトルを知り、ただし読んだことはない小説の一つではないだろうか。原作自体よりも映画化作品やアニメ化作品でその名を知る人も多いだろう。ちなみにスティーヴンソンはあの有名な古典怪奇小説『ジーキル博士とハイド氏』の作者でもあるのだ。莫大な宝の埋められた地図を巡り、利発な主人公少年ジム、財宝を狙う片足の海賊ジョン・シルヴァ―、男臭い荒くれ船員たち、そしてよく喋るやかましいオウムが大立ち回りを演じるのだ。青い海青い空、大海原を進む船と刻々と表情を変える南国の気候、鬱蒼としたジャングルに覆われた奇怪な骸骨島、ラム酒を飲んでホーホーホー、裏切りと死、知恵と勇気の大冒険譚がこの『宝島』である。優れた古典小説はどれもそうだが、血沸き肉躍るという常套句に相応しい素晴らしい冒険小説だった。冒頭の鄙びた宿屋での一波乱こそ冗長に感じたが、海に乗り出してからは一気呵成、「堅実なコック」として乗り込んだ片足の男シルヴァーが、いつその残虐な本性を現すのか虎視眈々と読み進め、遂に裏切りと殺戮が巻きおこり、主人公ジムと仲間たちがかつて海賊が島に設営した砦に籠城し、悪漢シルヴァー一 ▽ 粉川哲夫「シネマノート」 ●03/04 08:34 【2023年】“みんな”映画から“オレオレ”映画へ 劇場映画の黄昏、ネット映画『ナイト・エージェント』をめぐって ▽ タレ日記 ●03/01 06:16 2025-02-21ぬいぐるみとしゃべる人はやさしいcinemaわたしたちは 全然大丈夫 じゃない。監督・脚本:金子由里奈脚本:金子鈴幸撮影:平見優子編集:大川景子助監督:中村幸貴美術:中村哲太郎スタイリスト:中村もやしヘアメイク:安藤メイ音楽:ジョンのサン主題歌:わがつま原作:大前粟生公開時、各地で絶賛評を見かけて気になっていて。やさしい世界が展開されるのかと思いきや、光量多めな撮影に反してかなりの不穏さが見え隠れする作品だった。ひたすらに「やさしさ」とは何かについて考えさせられる。序盤は、「ぬいぐるみに話を聴いてもらうの名案!わたしもやろう!」くらいに思っていたのですが、だんだんとぬいサーの「やさしさ」に居心地が悪くなってくる。「自分のことを話すと相手をも傷つけてしまう」という前提にたった、綱渡りのような、薄氷を踏むような、コミュニケーションのあり方。ぬいサーのメンバーに絶対に傷ついてほしくないけれど、わたしは現実には絶対にこの人たちを傷つけてしまう瞬間があるだろう。そして、この人たちがわたしを傷つけまいとしてシャッターを下ろすことに、わたしは深く傷つくだろう。たとえ言葉にしなくても伝わってしまうことはたくさんある。全体的に「被害」の解像度が高すぎて、「加害」の解像度が低すぎる気がした。ぬいサーの「やさしさ」が同類の人間にしか向けられず、なんとなく外の人間を見下し選別しているように感じられるのもこわかった*1。彼らを「やさしさから自由に」しようとする神バランサーの白城ちゃんは、いつもしなやかに正しく、天才的に間違えないので、ぬいサーともイベサーともうまくやれるのだけれど、こんな人は「選ばれし者」だ。七森の「嫌なこと言う奴は、もっと嫌な奴であってくれ」という思いに共感はするけれど、本当に嫌な考え方だなぁと思った。最終的に対話に踏み出すラ 6.次20> 0.はてなアンテナトップ 8.このページを友達に紹介 9.このページの先頭へ □ヘルプ /お知らせ □ログイン □無料ユーザー登録 □はてなトップ (c) Hatena