MacacaFuscataのアンテナ
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▽非国民通信●01/14 15:15 写真1枚選ぶだけ!簡単に投稿できる機能を用意しました♪
▽Living, Loving, Thinking●01/14 15:01 2025-01-14「官位」のこと後水尾天皇 (中公文庫 く 18-2)作者:熊倉 功夫中央公論新社Amazon熊倉功夫『後水尾天皇』*1から。「禁裏の権限を制限し、さらに幕府の支配力を強化する施策」(pp.54-55)としての「武家官位」について。権力の座から離れた天皇の権限といっても、もはや実質的な意味を持つものもなく、権威の象徴としての官名・位階・称号授与の権と年号制定の権が主たるものであった。幕府はそのうち、官位・称号授与について、まず制限を加えてきた。たとえば「越中守」とか「和泉守」といった国司号は内容を伴わない称号に過ぎないが、戦国時代以来の新興武士にとって魅力ある官名だった。だから機を得ては、ときの権力者の許可を得て朝廷より授与されることを求めたのである。当然、こうした国司、あるいはその他の官職には、それぞれ対応する位階があるわけで、たとえば「従五位下信濃守
▽Arisanのノート●01/12 23:18 2025-01-12『金時鐘 ずれの存在論』金時鐘 ずれの存在論作者:李 珍景共和国本書は、韓国の哲学者であり運動家の李珍景が、詩人金時鐘が生涯にわたってつくってきた数多くの詩を読み解きながら、思想を展開したものである。眼目はあくまで金時鐘の個々の詩の綿密な読解であって、著者の思想はその工程のなかで形成されていったものだといえよう。だからこれはまず、詩論として読まれるべき本だ。しかし、筆者である私の力量不足のため、ここでは思想の展開のみを(それも、数多い論点の中から、特に私の関心をひいたものだけに限定して)追う形になるであろうことを、あらかじめことわっておきたい。だが、そうはいっても、著者にとって金時鐘の詩を読み解くことは、次のような行為であったという。『このような経験のなかでわたしは知ることとなった。詩を読むということは詩に巻きこまれることであり、詩人の霊魂に捉えられるこ
▽ララビアータ●01/10 12:03 しかし、ヘレンは水を水として同定する象徴と触れることによって、つまり「あれはこれだったのか!」という過去の象徴的取戻し(反復)によって、サリバン先生の権威は遡及的に確立されるのである。この時、かつてヘレンにとって絶望的な混沌にすぎなかったものが、一挙に解かれるべきであった謎としてとらえ返される。ここで、混沌としての謎とその解決の関係――文脈を超越した反復が、一種の転移であることが認められるだろう。「転移」とは、ある現象や関係のパタンが、異なる文脈で反復することが認知されることである。その意味では、シニフィアンが同じシニフィアンとして認定され創出されること一般の根本現象と言えよう。サリバン先生が、一方で水をヘレンにあてがい、他方で手のひらに指の刺激パタンを与えたとき、waterが水のシニフィアンであることを認知したヘレンは、かつて混沌たる多様に紛れていた水現象をも水であったものとして、過去
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