▽shorebird 進化心理学中心の書評など ●05/10 13:49 2025-05-10The Gene’s-Eye View of Evolution その1The Gene's-Eye View of Evolution (English Edition)作者:〓gren, J. ArvidOUP Oxford今回は「The Gene’s-Eye View of Evolution」を読んで行こうと思う.本書はアルヴィド・オーグレン(J. Arvid 〓gren)による「進化の遺伝子視点」を歴史的,理論的に検討した重厚な書籍になる.オーグレンはスウェーデン生まれの進化生物学者で,利己的遺伝因子やゲノム進化などの研究者だ.淘汰のレベル論争,マルチレベル淘汰絡みの論争は本ブログでもいろいろ取り上げてきたが,最近はややご無沙汰だった.先日は「ダーウィンの進化論はどこまで正しいのか?」の書評で,河田先生と「利己的な遺伝子」の用語をめぐって意見交換さ
▽中年音楽狂日記:Toshiya’s Music Bar ●05/10 13:35 中年音楽狂 on Harvey Mason Trio@Blue Note東京参戦記。それはさておき,Harvey Mason,今年で78歳だが,元気なものである。ドラミングはサトルにもダイナミックにも叩けるという器用さも十分に表れて,冒頭の"All of You"から好調なものであった。全編を通じて的確なドラミングだったと思えたのはさすがである。ベースのFelix Pastoriusは正面はそれほどでもないが,横顔が父親のジャコパスそっくりだなぁと思いながら見ていたが,ハーモニクスの使い方等は父親譲りだなぁと思っていた。結構なソロ・スペースも与えられていて,なかなかの腕を披露していた。そしてピアノのGonzalo Rubalcabaだが,以前はテクニシャンとしての色彩が強かったと感じられる人だが,随分落ち着いた感覚があった。繰り出すフレージングは悪くないので,そこには文句はない。ただ,