Parabeltheorieのアンテナ
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▽憂愁書架●02/04 04:59 ユンガーたちは、車から降りて、コーカサス兵たちが掘っておいた一人用の細い縦穴にそれぞれ飛び込んで身を潜めました。爆撃を受けて泥が粥のように穴に流れ込んできました。ユンガーがうずくまって下を見ると、何と青いドリプタが穴から這いあがろうともがいています。彼は、こうした場合に備えてもっていた小さなスコップで泥をかき出し、細長いガラス瓶の中にドリプタを入れました。ガスマスクを忘れることはあっても、これらの必携品を忘れたことはありません。いつ何時、幸運が舞い降りてくるかわからないからです。前に、切株を割ってオサムシをとる話をしましたが、古い切株は甲虫の宝庫です。第二次大戦末期、キルヒホルストの野原で、ユンガーは民間突撃隊の隊長として後方の部署についていました。辺りには隊員は一人もいず、彼はゆっくり瞑想しようと、樫の老木の大きな切株に腰掛けました。その時、一匹のカンタリーデ(ジョウカイボン)が茂みか
▽ウラゲツ☆ブログ●11/18 16:54 2024年 11月 18日注目新刊既刊:武田崇元/横山茂雄『霊的最前線に立て!』国書刊行会、ほか★注目新刊書および既刊書を列記します。『死の瞬間――人はなぜ好奇心を抱くのか』春日武彦(著)、朝日新書、2024年11月、本体900円、新書判並製232頁、ISBN978-4-02-295287-5『編集宣言――エディトリアル・マニフェスト』松岡正剛(著)、工作舎、2024年10月、本体1,600円、四六判変型上製152頁、ISBN978-4-87502-569-6『霊的最前線に立て!――オカルト・アンダーグラウンド全史』武田崇元/横山茂雄(著)、国書刊行会、2024年10月、本体3,600円、A5判上製462頁、ISBN978-4-336-07638-0『Outlying――僻遠の文化史』武邑光裕(著)、rn press、2024年10月、本体3,600円、四六判並製452頁、IS
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