▽shorebird 進化心理学中心の書評など ●04/25 17:50 2022-02-16 From Darwin to Derrida その119 From Darwin to Derrida: Selfish Genes, Social Selves, and the Meanings of Life (English Edition) 作者:Haig, David The MIT Press Amazon 第11章 正しき理由のために戦う その13 ヘイグによる目的論の擁護.再帰的な因果を持つ自然淘汰プロセスは,因果の逆転なしに目的が手段の原因になりうる.現在の構造は過去それが役立ったからだという説明が可能になるのだ.そして自然淘汰は効果の違いに基づいて選択肢を選び,違いのないものは他の遺伝子も含めて環境となる.その環境は自然淘汰が作る情報の源である情報ということになる.ここから因果の話となる. 目的因と機能 その3 遺伝子はその効果にとっての「原因」