欣然ラプソディー
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▽記憶の遠近法 - 断片部●08/04 15:01 人力検索はてな フィーチャーフォン版の提供を終了しました人力検索はてな 日記 (269)2025 / 8
▽逡巡ダル・セーニョ●08/04 10:53 人力検索はてな フィーチャーフォン版の提供を終了しました人力検索はてな 日記 (269)2025 / 8
▽傘をひらいて、空を●07/30 14:03 2025-07-29私の小さいがじゅまるのこと二日間の小旅行から帰ると、がじゅまるが死んでいた。植物というのはこんなに見るからに「死んだ」状態になるのだなと、私は思った。もっとゆっくり死ぬものだと思っていた。二日前には枯れた葉を一枚取り、いつものように水をやって、それから出かけた。そのときはたしかに生きていた。私がそのがじゅまるの鉢を手に入れたのは十二年ばかり前のことである。大学の卒業を機に転居する先輩が食器やコーヒーメーカーをくれて、「ついでにこれをもらってほしい」と言うので、そのまま持って帰った。てのひらに乗る小さい鉢で、邪魔になるものでもなかったし。私は大学三年生の終わりで、本来なら就職活動をする時期だったが、その就職先が、徹底してなかった。「希望の会社に就職できない」という話ではない。求人がないのである。日本にはそのような何年かがあった。私はもともとフリーターのような
▽しびれくらげ●07/25 15:41 2025-07-25拝み屋父が若いころ、うっかりカギをかけないまま社用車から離れたせいで、その車が盗まれるということがあったそうだ。警察に届けはしたものの、「戻ってくる可能性はかなり低いですよ」と言われて、相当落ち込んでいたら、気をつかってくれたのか、社長が声をかけてきた。「会社の近くに、けっこう立派な社を構えている拝み屋さんがいて、近所で評判なんだ。そこへ行って、車がどこにあるか探してもらいなさい」と、お布施用のお金まで握らせてきた。ばかばかしいとは思ったけど、社長の言うことなので断るわけにもいかず、その拝み屋を訪ねて事情を話すと、「何もしなくていい。1か月ほど待ちなさい」と言われただけだった。言われたとおりに何もせず1か月ほどが経ったころ、警察から、盗まれた社用車が乗り捨てられて見つかったという連絡があった。拝み屋は本物だったのかもなあと思いつつも、結局は何もしなか
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