グラドスアンテナ
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▽探偵小説三昧 ●11/24 06:37 2311サイモン・モックラー『極夜の灰』(創元推理文庫)サイモン・モックラーの『極夜の灰』を読む。もう最初から書いてしまうけれど、これは絶品。初めて読む作家だがネット上でチラチラ評判は目にしており、これがどうやらグリーンランドの米軍基地で起こった火災事件に絡む犯罪を扱っており、その魅力的な設定に惹かれて手に取った次第である。そしてこれが大正解であった。まずはストーリー。1967年12月27日。ニューヨークで精神科医を営むジャック・ミラーは、ある重症患者と面会するため、ワシントンDCに到着した。数日前のこと、ジャックはCIAで働くコティから相談を受けた。北極圏にある陸軍基地で原因不明の火災が起こり、生き残った兵士コナーに会ってほしいというのだ。火災では他に二人の兵士が死亡し、生き残ったコナーもまた重度の火傷を負った。だがコナーは一部の記憶を失っており、いったい何が起こったのか詳細は不
▽新・三つの棺−「幻影の書庫」日記●11/22 00:30 2024-11-21日本三國 4巻comic日本三國 (4) (裏少年サンデーコミックス)作者:松木 いっか小学館Amazonいよいよ本領発揮の巻!!!これを機に将軍職を得て、援軍を率いて聖夷を征服することで、完璧に全権掌握したい平殿器の思惑を、己(おのれ)の弁舌のみで、いかに阻止することが出来るのか?同時に聖夷とのこの戦をどういう方向に導くのか?事前に賀来軍師から託された言葉を正しく読み取れるのか。これこそ、軍師の後継となり得る資格があるか、の最終試験でもあるのだ。いやあ、しびれるねぇ~。この作品の第二章、聖夷西征編としての最大の山場だったな。そして、この章の締めくくりとして、わずか数ページで、あらすじ紹介の様に描かれる怒濤の展開。批判する向きもあるだろうが、歴史書的に読んでるわけじゃなく、詭計や頭脳戦をこそ愉しみたい自分としては大歓迎。余計なとこ
▽わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる●11/18 14:53 人はどういう思いで積読するのか? 12人の積読家へのインタビュー『積読の本』読むスピードより買うスピードの方が早いのだから、棚からあふれた本が積まれていくのは当然のこと。後はフトコロと置き場所と罪悪感の折り合いをどうつけるかの話にすぎぬ。にもかかわらず、積読ネタの本が出回っているのが面白い。積み人たちそれぞれの言い分(言い訳?)を聞いていると、「あるあるw」と首がもげるほど頷いたり、「こいつ正気か?」とドン引きしたり、楽しいひとときとなった。「なぜわたしたちは本を積んでしまうのか?」と問いかけながら、12人の積読家たちの溢れんばかりの書棚とともにインタビューしたものがこれ。全員が全員、答えが違っているのが面白い。本棚に入れてしまうと積ん読じゃない読まない本を買っているのではなく、自分のための図書館を建てているモノとして残らない電子本は、浪費している気がする背表紙が見えない本は
▽でこぽんの読書日記●10/24 21:55 2024-10-2311月新刊備忘録新刊備忘録11/01 東野圭吾「架空犯」幻冬舎/ISBN: 9784344043732*111/01 西尾潤「フラワー・チャイルド」KADOKAWA/ISBN: 9784041146842*211/01 小野寺史宜「日比野豆腐店」徳間書店/ISBN: 9784198659196*311/02 ジェイク・ラマー「ヴァイパーズ・ドリーム」扶桑社ミステリー/ISBN: 9784594096106*411/05 高嶋哲夫「チェーン・ディザスターズ」集英社/ISBN: 9784087754704*511/05 本多孝好「こぼれ落ちる欠片のために」集英社/ISBN: 9784087718843*61105 井波律子「中国ミステリー探訪 千年の事件簿から」潮文庫/ISBN: 9784267024436*711/06 ジェフリー・ディーヴァー「魔の山
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