▽研究室日誌 ●05/26 04:02 阪急電車に揺られて研究室へ、MP3プレイヤーに丸ごと忍ばせている YESの“Close To The Edge” をじっくり鑑賞しながら。カラっと良い天気、車窓の景色も気持ちよく流れてゆく。ジョン・アンダースン教祖様がわけわかんない世界にいっちまってメンバーが引いてしまう寸前の文字通りClose To The Edge な精神状態と緊張感が生み出した、70年代ロック・ミュージックの金字塔、空前絶後の大傑作を大音量で聴けない電車の悲しさはどうだ。穏やかな鳥の鳴き声と川のせせらぎの中、突如狂気じみた音の洪水でClose To The Edgeの第1楽章が幕を開ける。迫り来る危機。意味わからん歌詞。美しい詠唱とウェイクマン大師匠の荘厳なオルガンと怒涛のソロを経てクライマックスへ突入し、再び穏やかな自然へと収束してゆく実験的にして完璧な構成。興奮冷めやらぬままAnd You And I でゆったり