▽ｺﾗﾑ･ｲﾅﾓﾄ
●01/28 20:09
2025-01-26啄木をいじる石川啄木という人は明治の人だが､今でも人気が高い｡古臭いｲﾒｰｼﾞのある短歌に清新な空気を吹き込み､現代でも通じるような感性を封じ込めたところが人気の秘密だと思う｡しかし､近くで見ると悲劇だが遠くから見れば喜劇という言葉の通り､ちょっと引いて見ると啄木の歌というのは可笑しみも感じられる｡東海の小島の磯の白砂にわれ泣きぬれて蟹とたはむる泣きながら蟹と遊ぶという斬新なｺﾝｾﾌﾟﾄを打ち出した点で､日本文学史上に残る作と言えるだろう｡これは｢蟹｣だからいいのであって､｢我泣きぬれてｴﾋﾞとたはむる｣ではどうもうまくないし､｢ﾌﾅﾑｼとたはむる｣ではなんだか気持ち悪くなってしまう｡啄木は泣く｡やたらと泣く｡ﾒｿﾒｿと泣く｡たはむれに母を背負ひてそのあまり軽きに泣きて三歩あゆまず己が名をほのかに呼びて涙せし十四の春にかへる術なしさらさらと雨落ち

▽書くことないです｡
●03/28 03:03
書くことないです｡読者になる

▽おもしろ家族計画（ﾎﾜｲﾄﾌﾟﾗﾝ）
●02/02 03:55
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