極東にアンテナ
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▽偽日記@はてな●01/19 00:21 当の石原の詩には、ケーテ・へードリッヒとエルナ・へードリッヒという二人の少女(フロイライン)が登場する。そこで、ケーテは射殺され、エレナは凌辱される。土井によって書かれた「ベタなレベルの戯曲」では、ロベールによって、土井が凌辱されたエルナとして見立てられる仕草がこの後に書き込まれているが、射殺されたエルナについての検討は特になされていない。そこに、「存在しない高木」が介入し、「そこの存在しない者」として、自ら進んでケーテの役割を担う。この場面はこの作品のクライマックスの一つであろう(太字部分がコメントとして高木によって付け加えらけた)。『サクリファイス』におけるマリアを、アレクサンドル(とオットー)によって凌辱された存在と見るならば、タルコフスキーを軸に演出家の戯曲を読む土井によって書かれた戯曲に「凌辱されたエルナ」のみが登場するのは理にかなっているとも考えられる(土井≒マリア≒エレナと
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