▽文書生活 : TEXT LIFE ●11/22 00:48 ただ買い物としては、なんとなく満たされない気持ちがあったので、上野浅草方面に移動する。福生から1時間以上かかるけど今日は休日、のんびり座って読書タイムなので問題無い。地下鉄銀座線の田原町で降りて、まずは蔵前に移転したガラクタ貿易へ。御徒町にあった時には良く行っていた。移転してからは初めて。
▽伊野尾書店WEBかわら版 ●11/16 07:44 November 13, 2024『おきざりにした悲しみは』原田宗典『おきざりにした悲しみは』原田宗典(岩波書店)郊外のアパートで独り暮らしする65歳の独身男性、長坂誠。老朽化が進んだアパートで細々と生きているが、アパートのオーナーは売却するために現在の住人たちには退去してもらいたいと考えており、決して居心地がよい環境ではない。そんな長坂の隣の隣の部屋にはシングルマザーの女性が幼い子どもたちと住んでいるが、あるときその子供たちの様子がおかしいことに気づく。母親がおそらくずっと前から部屋に戻ってきておらず、子供たちはちゃんと食事もとれていない。長坂がそのとき咄嗟に取った行動で、彼らの人生は大きく動き始める…。原田宗典は青春小説の名手である。90年代前半、大学生だった私は氏の小説をいろいろ読んだ。やるせない青年の青春を描いた『十九、二十』危うい男女の関係を描いた『優しくっ