▽日臺一宇 -Japan and Taiwan: One united community- ●12/17 21:28 昭和100年について先日届いた「文藝春秋」に「昭和100年の100人 高度成長とバブル編」が掲載された。大橋巨泉の人物評を記した小倉智昭氏も去る9日亡くなったのが、昭和が遠くなった何よりの証拠となっている。明治100年が昭和43年、大正100年が平成24年のこと、前者は日本社会に希望があった頃のかなり昔の話だが、後者は東日本大震災の翌年、安倍氏が返り咲きを果した年で、記憶には新しい。昭和と平成で人生の約半分ずつ過ごした小生にとり昭和はなつかしいが、それにもまして平成初期の10年をなつかしく感ずるのは、その後に日本社会を観察する立場に身を置いたからであろう。記念すべき来年、日本では政治・外交・社会面で如何(いか)なる問題が出て来るのかは今のところ不透明であるものの、台湾が中国からの圧力を物ともせず乗り切るのは予想出来るし、期待している。古川 宏 FURUKAWA Hiroshi(