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児童書読書日記
●11/24 02:27
2024-11-23『中国のフェアリー・テール』(ローレンス・ハウスマン)児童書・海外中国のフェアリー・テール (福音館の単行本)作者:ローレンス・ハウスマン株式会社 福音館書店Amazon1904年にイギリスで刊行された作品。翻訳は松岡享子。300年前の画家ウイ・ウォニには、このような伝説が残っていました。彼は最晩年に庭園を描いた傑作をものします。その評判は皇帝にまで届き、絵を鑑賞した皇帝は「余もかような場所に憩いたいものだ」とつぶやきます。するとウイ・ウォニは絵のなかに足を踏みいれ、庭園の宮殿の扉から皇帝を手招きしました。皇帝はその誘いに応じず、宮殿の扉は閉まり二度と開きませんでした。物語の主人公は、高名な画家に仕える小僧ティキ・プー。画家の経営する画塾にはくだんのウイ・ウォニの絵が飾られていました。こっそり絵の練習をしていたティキ・プーは、ウイ・ウォニに絵のなかに招

1day1book
●11/17 12:56
ご夫婦のおくさまの方は足がつっていたそうで、後ろを歩いていたが、結局私を追い抜いて少し先を歩いてくれた。2024年11月1 23 4 5 6 7 8 910 11 12 13 14 15 1617 18 19 20 21 22 2324 25 26 27 28 29 30

退屈男と本と街
●11/03 00:41
< November 2024 >1 23 4 5 6 7 8 910 11 12 13 14 15 1617 18 19 20 21 22 2324 25 26 27 28 29 30

黌門客
●10/23 09:09
今年1月、「本よみうり堂」の連載「私を作った書物たち」に乙川優三郎氏が登場し、その第3回(1月21日付「読売新聞」)で芝木好子(1914-91)の『隅田川暮色』を紹介していた。乙川氏自身によると、芝木のこの作品は「(乙川氏自身が)デビューして間もなく、文体を模索」していた時期に出会った小説だといい、「いまの作家には書けない文章だと感じた。素直に学ぼうと考えた」という。そしてまた、次の様にも述べる――「芝木好子という手本があったことは、貴重でした。吉行淳之介も、三浦哲郎も好きでしたが、私が手本にする文章ではなかった」。これに従うならば『隅田川暮色』は、「平安時代の組紐(くみひも)の復元」を中心に据えた「芸術家小説」ということになる。芸術家小説というのは、「芝木好子の真骨頂が発揮されているように思う」(山下同前p.276)などと評される如く、後期芝木作品の集大成的な作品といえるのだろう。

晩鮭亭日常
●08/18 19:44
2024-08-17下鴨にひかれて善行堂参り。下鴨納涼古本まつりが、8月11日(日)から16日(金)まで開催されると知った。12日(月)と13日(火)は仕事が非番となるスケジュールであった。たまたま職場から永年勤続の副賞として提携しているホテルの割引券をもらっていた。その提携するホテルは京都にもあった。予約がとれた。新幹線も押さえた。あとは行くだけだ。10日(土)に同僚から電話があった。帯状疱疹になったので明日からの仕事を代行してほしいとの依頼だった。新幹線とホテルの予約をキャンセルした。同僚が週の半ばに復帰できることになった。15日(木)が非番となった。16日(金)も休めなくはなかったが、台風によって16日は新幹線が運休とのニュースが流れてきたため日帰りと決めた。15日。朝家を出て、新横浜から新幹線に乗る。朝食に駅で買った“たいめいけんのカツサンド”を食べる。幸いに隣は空席だっ

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