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晩鮭亭日常
●02/03 23:30
帰りの電車の中で堀江敏幸「いつか王子駅で」(新潮文庫)を読む。ある必要から再読(実際には3度目だから再々読)している。本文中に安岡章太郎の「サーカスの馬」の話が出てきて、主人公が九段の学校に通っているという記述を読み、今日歩いてきた九段周辺の風景を思い出した。

児童書読書日記
●02/02 05:19
2025-02-01『朝読みのライスおばさん』(長江優子)児童書・国内朝読みのライスおばさん作者:長江優子理論社Amazon朝に保護者が学校で読み聞かせをする「朝読み」という活動をしている学校の物語。ある日五年二組の教室に誰の保護者でもなさそうな謎のおばさんが入ってきます。すごく太っていて声もでかくて、とにかくパワフル。おばさんは読み聞かせを終えると「お礼は不要! 感想も不要!」と告げ颯爽と退場します。子どもたちは騒然とし、謎のおばさんの正体についてあれこれと詮索を始めます。何事も起こらないはずの教室に突然不審者が入ってきたらドキドキワクワクですし、小学生にとっては大事件です。おばさんは最初ふつうに桃太郎のような話を語って、ちょっと期待外れのように感じさせます。しかし突然ラップを歌い出し(「部首」と「ウィッシュ」で韻を踏む力強さがよい)、ヤバさを印象づけます。おばさんは様

黌門客
●01/15 02:50
2025-01-13北村薫「大岡昇平の真相告白」のこと一昨年の2月、「「ドルジェル伯」と大岡昇平『武蔵野夫人』」というエントリを書いた。当該エントリでは、『武蔵野夫人』とレーモン・ラディゲ『ドルジェル伯の舞踏会』との関係を強調しすぎたが、そもそも大岡は、作中のフランス文学者・秋山と同程度の、あるいはそれ以上のスタンダリアンなのであって、『武蔵野夫人』も、スタンダールの作品の影響下に書かれている。たとえば西川祐子氏によれば、次の如くである。日本の戦後小説には、フランス文学をじかに引用したり、果敢にその書き直しを試みた作品がいくつかある。大岡はこの小説(『武蔵野夫人』―引用者)のエピグラフにラディゲを引用し、スタンダールの書き直しを試みた。道子はスタンダールの「赤と黒」の古風なレナール夫人である。ジュリアン・ソレルが登場しなければならない。日本のジュリアン・ソレル勉は、敗戦後の復員青年

1day1book
●01/07 17:30
2025年の抱負2025年1月2025.01.052025年の抱負年が明けました。今年は1,力まない2,いままでと違う選択をときどきしてみるこの2つを意識したいと思います。新年のお酒は「山の井」の非売品日本酒。幽天。公式インスタでの説明によると幽天は、「冬の空模様」という言葉です。南会津の寒い空の下で造ったという想いを込めました。と書いてありました。ラベルも100年以上前に使用していたものの復刻で、とてもかっこいい。販売されている「幽天」との違いは絞りだそうです。一滴一滴、圧力をなにもかけずに落ちてきたお酒。家族でいただけてよかった。今年のお正月はおいしい日本酒をたくさん飲めました。よい年になりそうです。投稿者 林さかな 時刻 09:15 日記 | 固定リンク | コメント (0)«お風呂読書2025年1月1 2 3 45 6 7 8 9 10

退屈男と本と街
●12/02 04:47
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