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児童書読書日記
●12/26 16:39
2024-12-24『死にたくないならサインして』(日部星花)児童書・国内死にたくないならサインして 裏切り/ニセモノ/狐狗狸 (集英社みらい文庫)作者:日部 星花集英社Amazon第14回みらい文庫大賞大賞受賞作。といっても、すでに児童向けも一般向けも何作も出している日部星花。令丈ヒロ子に「理知的で巧み、かつキャラがアツい」*1といわれるほどの実力者ですから、品質は保証されています。怪異に悩む中学生の前に現れ「怪異対策コンサルタント」を名乗りコンサル契約を結ぶように迫る謎の美少女緋宮せいらを中心とするホラー連作。第1話の依頼人には、毎日決まった時間に窓の外に落下する女子の姿が見えるという悩みがありました。緋宮せいらは真っ赤な契約書を出して、契約について説明します。それには、コンサルタントの「指示」には絶対に従わなければならないという条項がありました。これはもちろん、依頼人

黌門客
●12/06 22:32
この「背後に翻訳文学の流行がある」という事実は、磯田光一『鹿鳴館の系譜』でも示唆されている。磯田は、その第7章「『田園の憂鬱』の周辺――佐藤春夫と宇野浩二」*5を、生田長江訳の『ツァラトゥストラ』*6の話柄から説き起している。春夫はこの『ツァラトゥストラ』に相当感化されたらしく、大逆事件の被告たちへの共感を語る際に、ニーチェのいう「危険と遊戯を愛する者」の「ほとんど直接の引用」*7として、「死を賭して遊戯を思ひ」といった評言を持ち出している。磯田によれば、春夫には「西洋思想を通じて日本からの脱却をめざ」そうとする「鹿鳴館の思想を極端におしすすめた」ところもあったというが、面白いのは、かれの乃木殉死の衝撃に対する反応である。すなわち磯田によると、漱石や〓外は事件に際して「明治の精神への共感を語る」のだが、一方春夫はどうかと云うと、中条省平氏は、『田園の憂鬱』における、プルーストの手法にも

退屈男と本と街
●12/02 04:47
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1day1book
●11/17 12:56
ご夫婦のおくさまの方は足がつっていたそうで、後ろを歩いていたが、結局私を追い抜いて少し先を歩いてくれた。2024年11月1 23 4 5 6 7 8 910 11 12 13 14 15 1617 18 19 20 21 22 2324 25 26 27 28 29 30

晩鮭亭日常
●08/18 19:44
2024-08-17下鴨にひかれて善行堂参り。下鴨納涼古本まつりが、8月11日(日)から16日(金)まで開催されると知った。12日(月)と13日(火)は仕事が非番となるスケジュールであった。たまたま職場から永年勤続の副賞として提携しているホテルの割引券をもらっていた。その提携するホテルは京都にもあった。予約がとれた。新幹線も押さえた。あとは行くだけだ。10日(土)に同僚から電話があった。帯状疱疹になったので明日からの仕事を代行してほしいとの依頼だった。新幹線とホテルの予約をキャンセルした。同僚が週の半ばに復帰できることになった。15日(木)が非番となった。16日(金)も休めなくはなかったが、台風によって16日は新幹線が運休とのニュースが流れてきたため日帰りと決めた。15日。朝家を出て、新横浜から新幹線に乗る。朝食に駅で買った“たいめいけんのカツサンド”を食べる。幸いに隣は空席だっ

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