オオカミ印-受信中-
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▽COCO2のバスタイム読書●12/10 07:11 September 30, 2024献灯使脳味噌から脳味噌に目に見えない信号が飛び、それが無意識のうちに特定の人々によって同意され、同意した者の口座には自動的に儲けが振り込まれるという新しい世界経済の仕組みがとっくに成立している。今のところ生物学者も経済学者もこの新しい汚職メカニズムの存在をうまく実証することができないが、なんとなくそういうことではないかと感じている人間は特に詩人たちの中にはたくさんいる。「献灯使」多和田葉子著(講談社)ノーベル文学賞の季節になるといつも名前があがる作家の代表作のひとつを、初めて読む。うねりつつ、どんどん走る文体。淡々と軽快に描かれるディストピアの不気味さに、シュルリアリズムの絵画を観るようで今ひとつ入り込めないまま、読み進んだ。どこかつながりがある中短編5作で構成。表題作に登場する小説家の義郎は、100歳を超えていっこうに死なない。一方で、面倒を
▽碧い海と蜜柑色のサポーター●12/01 13:40 < 2024年12月 >1 2 3 4 5 6 78 9 10 11 12 13 1415 16 17 18 19 20 2122 23 24 25 26 27 2829 30 31
▽GREENFIELDS●06/15 14:05 2024年06月12日坂本龍一の最後のピアノコンサート映画『Opus』鑑賞かなり久しぶりの更新。見たくない広告が表示されたらごめんなさい。坂本龍一の最後のピアノコンサート映画『Opus』鑑賞。昨年、「東京国際映画祭」で観て、教授が音響監修した109シネマズプレミアム新宿で二回目。闘病中に力を振り絞っている様子は、作曲作業を鶴の機織りと評してたが、まさに鶴の機織りだった。その姿を見せるのに迷いはなかったのかなと思ったが、4月に放送したドキュメンタリーを見ると少しずつあの世に行く準備をしていたかなのと推察。映画を観ているときは、どの曲も思い出がよぎり、笑みを浮かべているように見えると「楽しそうでよかった」と思うと同時に、もうピアノの演奏を聴くことはないという寂しさもある。若い頃から演奏している曲はかなりテンポが遅くなって円熟味を増していた。映像を観ながら目と耳がフル回転していたけど、
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