fantastiqueのアンテナ
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▽古本屋ツアー・イン・ジャパン●03/14 07:43 2025年03月13日3/13高円寺を思い出せてよかった。確定申告の書類をようやく仕上げ、午前十一時に税務署に提出する。ふぅ~~~~~~、スッキリした。さて、では荻窪にでも回って帰ろうか…そう一瞬思ったが、運良く今日から「西部古書会館」(2008/07/27参照)で『BOOK&A』がスタートしているのを思い出す。となれば足は東に向かい、長々と歩き続けて、やがて正午前に高円寺へ。見やすい位の人出の会館内に荷物を預けて入り込むと、「ハーフノート・ブックス」が昭和三十~四十年代の推理小説をたくさん並べているのに目を奪われる……すでに所々にブランクが生まれているな。きっと良い物が安く並んでいたのだろう、と見知らぬ客に嫉妬しつつ、遅ればせながら二冊をセレクトする。さらにしゃがみ込んで最下段を見ていると、きゃあっ!立風書房「狼男だよ!/平井和正」(1969年初版の編集者改竄回収本である!)があるで
▽出版・読書メモランダム●03/14 03:49 2025-03-13「ロス・マクドナルド論――ハードボイルド派の〈神話〉」その8Ⅷ リュウ・アーチャーここで少し「私立探偵(プライベート・アイ)について考えてみる必要があるだろう。職業的意味を云えば、「私立探偵」とは、依頼人の依頼に応じて、就職、結婚、離婚調査を主とした様々な雑的調査に携わる者と定義出来るであろう。映画や小説と違って殺人事件の捜査までするかどうかはわからないが、形式的に述べれば、ただこれだけに過ぎないだろう。しかしこの「私立探偵」と云う職業は比較的近代社会を象徴しているように思える。近代社会では人間関係の複雑化と不信感により、結婚、就職にしてもすべてかかる調査を経ると云う。それらは全く近代社会の軋みと断層であり、「私立探偵」という職業こそは近代社会の所産に他ならない。かかる近代社会の産み出した職業である「私立探偵」を主人公としたのは、「ハードボイルド派」のユニー
▽和田浦海岸●03/14 01:34 gooブロガーの今日のひとこと人生の助っ人。2025-03-13 | 道しるべ産経抄(2025年3月6日)の曽野綾子追悼コラムのなかで、曽野綾子著「夫の後始末」へと触れておられた。それが気になり古本で注文(講談社・2017年)。届く。三浦朱門は、1926年(大正15年)生まれ。「夫・三浦朱門は2015年の春頃から、様々な機能障害を見せるようになった。内臓も一応正常。癌もない。高血圧も糖尿病もない。私と違ってすたすた長距離を歩く人であった。しかしその頃から時々、すとんと倒れるようになった。・・・・どこが悪いか検査するための入院をしたのが2015年の秋だが、その短い入院の間に、私は日々刻々と夫の精神活動が衰えるのを感じた。ほんとうに恐ろしいほどの速さだった。・・ 」(p6~7)作家・曽野綾子氏による、大局的な視点が語られております。「 この本を書く理由は私が現
▽神保町系オタオタ日記●03/13 11:07 2025-03-11140年前の東京法学校生による山田喜之助の受講ノート?:2030年法政大学150周年に向けて数年前に知恩寺秋の古本まつりでキクオ書店の和本均一台に、明治期の法学関係の受講ノートらしき物が数冊出ていた。写真を挙げた表紙に「英国私犯法講義」とある物がそのうちの1冊で、買った理由がよく分からない。1冊200円3冊500円だったので、2冊400円で止めずに3冊目として選んだのかもしれない。いずれにしても、「司法大臣伯爵山田顕義殿」という記入に惹かれたのだろう。山田は、初代司法大臣である。ただし、司法大臣に提出された原本であれば何かしら痕跡がありそうだが、そのようなものはない。また、当該記入は袋綴じの背表紙に当たり、別の大臣宛提出用の反古を袋綴じ用に使っただけかもしれない*1。表紙には、「法学士山田喜之助先生」、「学生/寺村久吉」ともある。調べてみると、前者の喜之助は法政
▽晩鮭亭日常●03/11 23:53 2025-03-11復刊という意志。3月11日。気がつくと職場で黙祷をしなくなっていた。こうやって人々は少しずつ何かを忘れていく。忘れないために今年もこの歌をここに貼り付けて残しておく。www.youtube.com仕事帰りの本屋で、文庫本を2冊買う。-ガブリエル・ガルシア=マルケス「族長の秋」(新潮文庫)-庄野英二「星の牧場」(ちくま文庫)前者は集英社文庫の、後者は角川書店から出た本の復刊。復刊というのもその本を忘れないという意志の表れだろう。vanjacketei 2025-03-11 21:05 読者になるもっと読むコメントを書く2025-03-10Walk Don’t Climb。今年に入って休日に長い距離を歩くことを始めた。定年後にあることをしようときめたので、その計画のための準備を始めたわけだ。最初は街歩きをしていたのだが、計画の詳細を調べてみ
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