白澤社のアンテナ
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▽白澤社ブログ●11/21 19:28 2024-11-18トークイベント『可能性としての東アジア』大成功先週末の土曜(11/6)の午後、銀座の単向街書店にて、『可能性としての東アジア』の著者、子安宣邦さんのトークイベントが開かれました。会場は満席の大盛況、フロアからの質疑も活発で盛会のうちに終えることができました。素晴らしい会を開いてくださった単向街書店さん、司会・通訳の王前さん、ありがとうございました。写真右が子安宣邦氏、左は司会の王前氏。このトークイベントのきっかけとなった『可能性としての東アジア』は、著者の、中国・韓国・台湾における講演草稿のなかから活字化されていないものを中心に編んだ講演集です。今回のトークイベントでは、漢字論と『論語』論が中心のお話しでしたが、『可能性としての東アジア』では日韓関係や日本史論、東アジア共同体論など幅広く論じられています。講演を聞かれた方もこの機会にぜひ本も手に取っていただ
▽出版・読書メモランダム●11/21 17:30 2024-11-21古本夜話 番外編その四の3 前田出版社と『トップ』かつて伊達得夫の『詩人たち―ユリイカ抄』を読んで、ふたつのエピソードがずっと記憶に残っていた。それらは冒頭に置かれた「『余は発見せり』」の中で、原口統三遺稿集『二十歳のエチュード』の初版がユリイカではなく、昭和二十二年六月に「M出版社」から初版五千部で出され、たちまち売り切れたが、その暮に出版社が倒産してしまったこと、伊達が原口の遺稿の出版のことで、一高の寮を訪ね、中村稔と出会い、それがきっかけとなって、中村が書いた探偵小説をカストリ雑誌に売りこみ、中村がいくばくかの原稿料を稼いだことだった。(ユリイカ)このふたつのエピソードから、伊達がユリイカを始める前は別の出版社にいて、カストリ雑誌にも関係していた事実を知った。そしてほどなくして、古本屋の棚で『二十歳のエチュード』初版を見つけ、「M出版社」が前田出版社だとわ
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