▽CLASSICA - What’s New! ●03/13 07:08 March 12, 2025東京都美術館 ミロ展●東京都美術館で開催中のミロ展へ(3/1~7/6)。初期作品から晩年の作品までがそろった充実の大回顧展。作風の変遷が明快なので、年代別に眺めていくおもしろさがいっそう増す。初期のキュビズム、フォーヴィスムの影響が大きかった頃から、やがて具象が抽象になり、写実が記号になり、面が線になり、自然賛歌が都市の憂鬱になり、色彩の使用が限定的になり、だんだんミロがミロになってくる。最後のフロアのみ撮影可だったので、写真は後年の作品ばかりだが、上は「太陽の前の人物」(1968)。太陽はミロの主要なモチーフのひとつであるね……と言いつつ、頭に思い浮かんだのは、アスキーアートの_| ̄|○だった。もう太陽が頭にしか見えないっ!●こちらは「月明りで飛ぶ鳥」(1967)。月も主要なモチーフ。黄色というより橙の月。夜空は緑。●ミロが生きた時代は戦争の時代。
▽極東ブログ ●03/03 12:37 2025.03.03欧州からの米軍撤退の可能性ドナルド・トランプが再びアメリカ合衆国の大統領に就任して以来、特に、2月28日のトランプ米大統領とゼレンスキー宇大統領の口論による関係の齟齬の後、欧州指導者たちは神経を尖らせている。Fox Newsが3月2日に報じたように(参照)、バイデン政権下でロシアのウクライナ侵攻(2022年)に対応して増派された約2万人の米軍が撤退する可能性が浮上し、NATOの安全保障体制がかつてない試練に直面している。現在の米軍駐留数は、Center for Strategic and International Studies(CSIS)のデータによれば7.5万~10.5万人と変動しており、この2万人の撤退は全体の20%近くを占める規模である。欧州の指導者たちは、トランプの「米国第一主義」やロシアへの友好的な姿勢を警戒し、彼が予測不能な形で軍事プレゼンスを縮小