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猫を償うに猫をもってせよ
●04/01 11:57
と言う。まあ確かにその通りなのだが、私はメルヴィルをドストエフスキーやジッドのように、キリスト教抜きでは理解できない作家としてではなく『モービィ・ディック』を読んだのである。私の『モウビィ・ディック』の読解は女性嫌悪的なものとしてであり、『八犬伝綺想』に記してある。

くうざん本を見る
●03/28 07:37
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黌門客
●03/27 09:59
2021-09-21
谷崎潤一郎『瘋癲老人日記』、木村恵吾『瘋癲老人日記』
谷崎潤一郎『瘋癲(ふうてん)老人日記』*1は、20年ほどまえ小林信彦氏の評に導かれるようにして読んだのがたしか最初であったが、最近、宇能鴻一郎『姫君を喰う話―宇能鴻一郎傑作短編集』(新潮文庫)の「解説」(篠田節子)に、〈「雲のかなたにそびえる高峰」と宇能鴻一郎が讃える文豪谷崎潤一郎の「瘋癲老人日記」で、自分が執心する嫁の足形を墓石に刻みつけ、死後も踏まれ続けることを切望する老人が登場するのだが、本書では銅板に刻みつけられたキリストを無垢な若い花魁の生身の足が踏みつける〉(p.372)云々とあるのを読んで触発され、じっくり再読(正確には三度め)した。
手許に『瘋癲老人日記』のテクストは二種あって、ひとつは『鍵・瘋癲老人日記』(新潮文庫2001改版)、いまひとつは函入再版本(1962年5月刊)の『瘋癲老人日記』(中央公

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