▽池田信夫 blog ●12/27 23:55 2024年12月27日17:08本大規模言語モデルは言葉の「意味」を知らない人工知能をめぐるブームは、これまで4回あった。第1のブーム(1950年代)はほとんど話題にならなかったが、第2のブーム(1980年代)では日本の第5世代コンピュータなどの派手なプロジェクトがあった。このときは私も番組をつくったが、何も成果が出ないままに終わった。1990年代にはニューラルネットの第3のブームがあったが、これも大した成果が出ないまま終わった。そして2020年代が第4のブームだが、深層学習は技術的にはニューラルネットの延長で、指紋認証や音声認識はできるようになったが、それは知能といえない。だがチャットGPTには、今までの挫折を吹き飛ばすインパクトがあった。最大の鬼門だった自然言語処理を実現したからである。しかも翻訳だけでなく、ネット上の情報を検索して、もっともらしい日本語で答える。その言葉づか