愛・蔵太の気ままなアンテナ
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2024-03-17
2024-02-27
似たようなおじさんには無限に出会えるのに本当の家族には1ミリも出会えない話──グレッグ・イーガン「堅実性」がすごい
SF オススメ
SFマガジン 2023年 12 月号 [雑誌]
早川書房
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久しぶりにグレッグ・イーガンの新作が読めるということで買ってきました。いや、マジでこのためだけにSFマガジン買う価値がある傑作です。
ストーリーとしては、無限の平行世界に何の前触れもなく飛ばされて、周囲の人やモノが似ているんだけど微妙に置き換わる、というものです。全人類が。そう、全人類が平行世界を貫く濁流にシャッフルされて、元居た世界線の家族や友達と二度と出会うことができない、という災害の話なのです。しかも、神がマッチングアプリでスワイプしているのか、同じような生い立ち、容姿、スペックの人にどんどん置き換わって無限にエンカウントできます(本作の状況は無限おじさん編です)。
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#グレッグ・イーガン
daen0_0 2024-02-27 02:15 読者になる
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SF (215)
knigi 2010-06-06 14:38 読者になる
knigi 2010-06-05 23:49 読者になる
knigi 2010-05-28 00:00 読者になる
knigi 2010-05-26 22:40 読者になる
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knigi 2010-03-17 22:44 読者になる
knigi 2010-03-05 00:11 読者になる
2023/12/31
「~たり~たり」構文
日本語の伝統的な表現法のひとつに、「~たり~たり」構文などと呼ばれるものがあります。
「イチゴを食べたり、リンゴをかじったりしました」
「犬と遊んだり、猫と戯れたりしました」
などのように、「A(し)たり、B(し)たり」という形式の文です。
しかし近年はうしろの「~たり」を省いた用法を目にすることが増えてきました。
「イチゴを食べたり、リンゴをかじりました」
「犬と遊んだり、猫と戯れました」
という形式の文です。
これが自分はとても気持ちが悪い。
「~たり」を使って複数要素を並列的に表す場合は、一つひとつのそれぞれの要素に「~たり」をつけるのが伝統的な用法です。
その結果、要素が増えれば「~たり」の数も増え、文章の見た目が冗長に感じられるから、うしろの「~たり」を省きたくなる気持ちはわからなくはないけれど、文章を扱う仕事をしている身としては、少なくとも現時点ではまだ「~たり~たり」構文を尊重したい。とくにそれが商業出版物に掲載される文章で、かつ、カジュアルな内容を扱ったものではないときには。
自分はいま、某所で医学関係の出版物や学術誌などの編集製作をお手伝いしています。著者は医師や大学の先生など、いわゆる「偉い方」がほとんどです。そういう方の書く原稿で、学術誌などに掲載したりするものについては、あまりカジュアルな表現はそぐいません。ですから「~たり~たり」構文についても、原稿がその形になっていない場合は「伝統的な用法」であることを筆者に伝えたうえで「~たり~たり」に修正することは少なくありません。もちろん、筆者の同意が得られなければ直さずそのままにしますが、同意が得られればできるだけ正しい(少なくとも現時点では主流である、あるいは誤解の可能性の少ない)表現に修正・調整するのは、編集の仕事に長くついていれば、ある意味で当然です。
だからこそ、自分とほぼ同じくらいの年齢で、編集職としてのキャリアもそれほど違わないと思われる人が、原稿にある「~たり~たり」のうしろの「~たり」に「トル」という校正を入れているのを見て、けっこうなショックを受けました。素人さんの書く文章や街なかの掲示などにそういう省略用法は増えているけれど、現時点ではまだ「省略するのが主流」ではないし、日本語教育でもそのようには教えていないはず。伝統的(文法的に間違いのない)文章を「言葉の流通のプロ」であるはずの編集者が、あえて傍流の(文法的には誤用に近い)表現に直すなんて。。。
時代が変わるに連れ言葉も変わっていくものだけれど、だからこそ編集職にあるあいだは「伝統的な日本語用法」に意識的にふれていこうと、あらためて思いました。
あまろ~ね on 2023/12/31 at 16:42 通りすがりの編集者ですが、ちょっと校正してもいいですか? | 固定リンク | コメント (0)
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「~たり~たり」構文
2023年12月
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