書斎の旅人
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▽本棚の中の骸骨/藤原編集室通信●03/12 14:27 藤原編集室さん今日は何の日 3月12日 calendar近刊予定 ● FORTHCOMING TITLE《オーストリア綺想小説コレクション 3》メルヒオール・ドロンテの転生パウル・ブッソン 垂野創一郎訳国書刊行会
▽お父ちゃんのふるほ日記●03/11 12:01 森脇さん2025年03月09日春が来たような感じがするので腰の調子もいいし、本棚の整理をする。手放してもよい本や実家に戻す本を見つくろう。整理しなければいけない実家に本を送るというのは、完全に矛盾しており非論理的である。負荷の先送りであるが、生活空間を確保するためには仕方がない。どこかの国と同じようなことをしている。『ロード・マークス』 ロジャー・ゼラズニイ 新紀元社 読了ゼラズニイについては良い読者ではない。二三冊しか読んでいないし、そもそもサンリオから出ていたことも知らなかったし。しかし嫌いではないし、植草さんの訳ということもあって購入。悪くなかった。叙述に趣向が凝らされているがわかりにくくはない。むしろ、そういうものだと受け入れればわかりやすいほう。SFというよりもファンタジーか。いや、こういうカテゴライズをしてしまうのは良くないね。ああ、こういう終わり方をするのねとは思った
▽奇妙な世界の片隅で ●03/10 11:08 kazuouさん私と先輩 斜線堂有紀『さよならに取られた傷だらけ 不純文学』斜線堂有紀『さよならに取られた傷だらけ 不純文学』(河出文庫)は、一話が一ページ程度で展開される幻想的な掌編小説集です。著者がネット上に発表していた作品をまとめたものだそうです。共通して登場する人物は「私」と「先輩」なのですが、その関係性や起こる出来事は千差万別です。そもそもが同じ「私」と「先輩」という人物が出てくるものの、時には学生であったり、社会人であったりと、お話によって違う人物を指しているようなのです。ただ、互いに愛情・好感を抱いている…というのは共通しています。多くのお話でSF・幻想的な出来事が起こるのですが、その出来事を通して、短い中にも二人の登場人物のエモーショナルな関係がさらっと描かれるのが上手いですね。250編もお話が入っているということで、全部は紹介しきれないので、サンプルとしていくつか挙げてみます。
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