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▽新・おいしい果物●05/15 11:03 現在の私たちにとって「学徒出陣」は〈歴史上の出来事〉ですが、昭和40年のブルーバックス読者には当事者が珍しくなかったはず。「かつての日本のように、未完成の兵隊まで動員される」という比喩は、ものすごく刺さったと思います。こんな感じで、昔と今では共通の認識が大きく異なるわけです。実は『彼岸花』(昭和33)の公開って、敗戦から13年しかたっていない。公開時の観客と、21世紀の私たちでは、映画の理解がまったく違うのかもしれません。(比較するのもアレだけど、昭和ネタ連発のドラマ『木更津キャッツアイ』[2002]を令和生まれの人が見てどれだけ理解できるのかというはあなしですよ)
▽yomunelの日記●05/11 14:06 2025-05-10三連発GWが終わって(といってもたった4連休だったが)またルーティン生活が戻ってきた。休みはボリューミーではなかったが、せっかくの連休なのでボリューミーな本を読もうと村田沙耶香『世界99』上下巻を選んだ。今年読む一番長い小説。装丁は名久井直子さん。連休が終わる頃に読み終えられるかなと思っていたら、勢いがついて連休前半に一気に読んでしまった。疲れたー、脱力。最後のページにたどり着き本を閉じたとき、ああこれでやっと「ピョコルン」と「ラロロリン人」の世界から解放されたわと思った。本から解放はされたけれども、何ともいえない後味が尾をひく。これまで読んだ村田沙耶香が全部詰まっている。やはり長編小説を集中して読むのって楽しいなあと、読後の勢いのままに、買って積んで安心していた佐藤正午『熟柿』を開いた。え、どういうこと?と何度も前のページに戻っては確かめなくてはいられない佐藤正
▽傘をひらいて、空を●05/08 18:27 2025-05-06老化する練習 あるいはわたしの草について大学生のころに家庭教師をしていた子の母親がときどき食事をご馳走してくれた。たくさん食べなさいと言いながら自分はほんのちょっぴりで、食後はわたしにコーヒーを淹れてくれて、自分はハーブティーを飲んでいた。自分の母親や叔母もある程度の年齢で「なんとか茶」みたいなのを飲み始めたような覚えがあって、「女の人ってなんで年とると草を煎じて飲むんだろ」と思ったものである。自分が四十代半ばになって、その謎がとけた。あれは老化にともなう妥当な戦略なのである。わたしの場合は三十歳を過ぎたあたりで、それまでとは質のことなる食欲の衰えを感じた。大盛りを避けるようになり(それまでは平気で平らげていた)、カツ丼や焼き肉のカルビを頼むことがなくなった。その後、自炊における焼き魚の比率が上がり、気がついたら学生時分に「おやつじゃん」と思っていた量で夕食を済
▽12月の蛾とコケ●03/31 06:25 2025-03-29どうしてみんなキムジヨンを曖昧にするの?あの題材で書かれる本はあると思う、だけどあの題材で描かれる映画は数知れてる。なぜなら映画というジャンルそのものがまだ男性のものだから。ラーメンと一緒ね。どうしてみんな、同性でさえ女性の結婚後の苦しさを重く取り扱わないの?女性の幸せは結婚と出産にあると思ってるの?あの映画ってもっと、女が大好きになっていい映画じゃない?もちろんライターという仕事は一般的ではないなと思う。私はいまだよくわからない。私たちの親世代が、我慢を強いてくるの。という記事が3年前の下書きにあった。3年前の自分好きだな。食べログでラーメン屋探してると、長文レビューはだいたいおっさんで、だいたい日記(それも妻帯者であることを匂わせて)だなと思ってた時期だった。chelmoss 2025-03-29 13:32 読者になる広告を非表示にするどうし
▽九月●12/18 00:45 スポンサーサイト一定期間更新がないため広告を表示しています2024.11.02 | - |
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