青い月の電波塔
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▽透明タペストリー●12/22 06:16 「紫式部」を読む2024-12-21 | A 読書日記スマホで撮った写真『紫式部』清水好子(岩波新書1973年4月28日第1刷、2024年4月19日第18刷)■ 『散華 紫式部の生涯 上 下』(中央公論社1991年)の著者・杉本苑子さんはあとがきで清水好子さんの『紫式部』(岩波新書)に触れ、啓発される所が多かった、と書いていた。それで、いつか読もうと思っていた。先日、松本の丸善で買い求めて、読んだ。帯に**クラシックス 限定復刊 往年の赤版、青版、黄版から厳選**とある。このことから、本書が名著であることがわかる。本書の章立ては次の通り。序章第一章 娘時代第二章 旅第三章 結婚第四章 宮仕え第五章 源氏物語の執筆終章鳴き弱る籬(まがき)の虫もとめがたき秋の別れや悲しかるらむ(9頁) 夜更けに別れを告げにきた友人に対して、別れを惜しだ歌。この歌を清水さんは次のよう
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