▽岡野憲一郎のブログ:気弱な精神科医 Ken Okano. A Blog of an insecure psychiatrist ●03/12 03:59 2025年3月12日水曜日関係論とサイコセラピー 23さて1について論じる際次の論文を参照する。なぜならこの論文の著者 Gabbard 先生はかなり私が言いたいことを言ってくれているからだ。 GLEN O. GABBARD and DREW WESTEN (2003) Rethinking therapeutic action.Int J Psychoanal 84:823–841彼は現代の精神分析においては、多元主義的な考えが受け入れられ、「治癒機序 therapeutic action に関しても、解釈のみが、分析家の矢筒の中に入っている唯一の矢であるとは言えない状況にある」という(p823)。うん、いい感じだ。そして Loewald はすでに1960年に、分析家のスキルだけではなく、分析家と患者が「新しい対象関係」を築くことが大切であると言っているという。そしてそれは変容性の解
▽溜池通信トップページ ●03/12 02:39 last modified at 22:39 2025/3/11Diary 「G→B→Pの法則」New!!