▽hiroyukikojima’s blog ●12/24 05:44 そして、何をするかというと、「平方剰余の第1補完法則」を証明するのである。「平方剰余の第1補完法則」というのは、のにおける解の個数が、で分類できるという法則だ。どうやってこれを導くかというと、の分母がであるのがポイントとなる。つまり、有理数の世界ではこれが0になるは存在しないから問題にならなかったが、の世界では存在する可能性があるから(これが先ほどの、すなわちが平方剰余となるもの)、これをちゃんと処理しないとならない。なるはいわゆる値の定義できない「極」になる。したがって、極の個数が方程式の解の個数に関与することになり、そこに注目することで「平方剰余の第1補完法則」が証明されるのである。こんな証明はぼくの持っているどの整数論の本にも書かれていなかった。見当違いかもしれないが、リーマン面の理論では極の存在からリーマン面の性質がいろいろわかる。「幾何学的な実体を捉えるには特異な点に注目する」と