nejimakitoriのアンテナ
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▽猫を償うに猫をもってせよ●02/04 10:15 2025-02-03山田太一の「沿線地図」TBSのBS放送で「それぞれの秋」に続いて、山田太一の1979年の連続ドラマ(15回)の「沿線地図」をやっていたので、録画しては観ていた。面白かったが、納得できない部分もあった。これは山田が先に同題の小説を書いて、それを脚本化したもので、「岸辺のアルバム」と同じ形式である。東急東横線沿線が舞台で、一橋大を出たエリート銀行員(児玉清)と妻季子(河内桃子)の一人息子で高校三年の志郎(広岡瞬、新人)と、電気屋をやっている藤森(河原崎長一郎)とその妻麻子(岸惠子)の一人娘の道子(真行寺君枝)が、学園祭で知り合ったのをきっかけに駆け落ちして同棲するという話だ。志郎は成績もよく、東大へ行くことを期待されていたが、大学へ行っていい会社へ入るみたいな安定した軌道に乗るのが嫌になり、「生き生きした」人生を送りたいというようなことを言う。山田太一はこの「生き生
▽文壇高円寺●02/03 14:07 2025/01/31今年もまた水曜、神保町。小諸そばで熟味噌うどん。わたしは小諸そばのうどんが好きで、年中、鳥からうどんを食べているのだが、たまに季節メニューも頼む。夜、代官町通りから麹町を経て四ツ谷駅まで歩く(このルートは東京スカイツリー、東京タワー、ドコモタワーを見ることができる)。四ツ谷駅の麹町口の手前にドコモタワーが見える場所があった。今まで気づかなかった。マンスーン著『無職、川、ブックオフ』(素粒社)。題が素晴らしい。文章も好み。外出時にすこしずつ読んでいる。もはや季節行事くらいの感覚になっている冬の低迷期が今年もやってきた。年によってその時期はズレるのだが、「大寒」(一月二十日)のあたりになると寝ても寝ても眠くて頭が回らない日が何日か続く。このブログでは「冬の底」と名づけ、記録してきた。昨年は「一月二十三日、二十四日、二十五日の三日間」がそうだった(二〇二四年一月二
▽イタリアに好奇心●02/02 13:55 2025年2月 1日 (土)ツァグロゼク指揮のシューマンとモーツァルトローター・ツァグロゼク指揮の読売日本交響楽団のコンサートを聴いた(東京オペラシティ、コンサートホール)。曲目は、前半がシューマンの《マンフレッド》序曲と交響曲4番ニ短調で、後半がモーツァルトの交響曲第41番《ジュピター》。ツァグロゼクはドイツ・オーストリア音楽で定評がある巨匠とのことなのだが、ぼくは初めて聴く。彼のブルックナーは大人気だそうだが、ここ20年ほど、バロックオペラに入れ込んでいて、ロマン派近辺のコンサートや指揮者にうとくなっている。というわけで、ツァグロゼクに関しては白紙の状態でのぞんだのだが、ぼくにとっては意外な発見であった。《マンフレッド》序曲は、聞き込んだ記憶がなく、しかしながらところどころいかにもシューマンらしい節回しと思われるものが出てくる。ツァグロゼク+読響では、思いのほか、シューマン
▽明るい部屋:映画についての覚書●01/21 08:03 2025年2月8日(土)連続講座:20世紀傑作映画 再(発)見 第22回原爆・ピンナップ・フィルムノワール──『ギルダ』とリタ・ヘイワース〈予約受付中〉https://kobe-eiga.net/programs/2036/
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