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ララビアータ
●02/10 08:31
2025年02月09日ホメロスの海へ昨年さる出版社から、哲学的エセーをまとめて出版する企画が持ち上がった。私のショート・エセーがさまざまの方向に発散する傾向を持つことを危惧した編集の方は、そこに何かまとまりをつけるために、総括的序論を置くように提案された。なるほどと思ってすぐに書き下したのが「ホメロスの海へ」という小論である。私としてはホメロスをもって、私の哲学的エセーのみならず、私の哲学的人生のすべてを総括するつもりで書いたのであるが、編集の方はそれをさらなる散乱の一つと受け取られたのであろう。それ以後数か月を経ても音沙汰がないところを見ると、あきれてさじを投げたようである。しかし、エセーという形式が、完結した学知を装うことなく、未完のトルソーを提示するものである限り、その完成は読者にゆだねられるべきものではなかろうか? それは、芸術作品が鑑賞者をまって、あるいは批評家たちの論争を

thermo-spots
●02/10 08:14
お題をさがす活動休止前最後のライブへ。“20年続けてくれてありがとう”フジファブリックのことこのところフジファブリックの夢しか見ていない。夏に活動休止が発表されてからずっと雲の上を歩いているみたいな心地だった。カレンダーが2月になってしまってから、夜になって眠るたびに夢のなかで彼らのライブに行っていた。会場は中野サンプラザだったり野音だった…湯葉日記世界最長のウォータースライダーは3分半くらい滑っていたペナン島観光日記 世界一が2つある!?エスケープペナン編前回の記事はこちら gt52.hatenablog.jp ⭐️6日目(5日目かも)この日はウォーターアクティビティをしに「escape penang」へ!ここは世界一長いウォータースライダーとジップラインがあり筋肉痛必至三十路の体へ試練の多いアクティビティ施設。入場は顔認証で、その場で…駐妻つるだ旅行職場でランチにシ

はてなダイアリー - 富柏村香港日剰
●02/09 13:50
2025-02-07小澤征爾さんが残したもの(NHK水戸放送局)乙巳年正月初十。摂氏▲1.8/8.3度。晴。北陸で大雪。西日本も広く降雪あり福島の会津若松では市内で観測史上最大の1.2mだかの積雪だといふ。昨日が小澤征爾一周忌で本日のNHK地方局(水戸)では水戸芸術館と水戸室内管弦楽団(MCO)に纏はる追悼番組(NHKプラスで配信中)。輝かしい演奏記録だけでなく地味に地元で音楽普及活動に勤しんだ小澤征爾とMCOの姿。小学校6年生のときに、そこで初めて生のオーケストラの演奏を聴いて小澤征爾の指揮とMCOの音に戦慄を感じて音楽をやつていかうと覚悟したのがサクソフォーンの上野耕平君で地元(東海村)出身でこの番組で熱く語られる。マエストロオザワ亡きあとも地元の若者たちへの音楽指導をMCOは続けてゐる。水戸芸術館プロのオーケストラが中高生に特別レッスン|NHK 茨城県のニュース番組ではホル

metamorphosis
●02/09 07:09
2025-02-08「人生の短さ」について現在準備している論考で、セネカの『人生の短さについて』を取り上げようかと考えている。僕が持っているのは岩波文庫の青帯のやつだ。この本には少しばかりの思い出がある。この本を買ったのは、高校3年生の時だった。買った店も覚えている。品川区の、とある商店街の本屋で購入した。なぜ覚えているかというと、普段自分が行かない本屋だったからだ。高校の友達のところに遊びに行ったとき、友達と一緒にそこに寄った。そのとき友達が何か揶揄を言ったことも覚えている。「そういう本をよく読む気になるなあ」とかそんな感じだった。僕がこうした哲学的な本を読むようになったのも、高校2、3年頃だった。海外の小説をいろいろと読んでいた僕は、岩波文庫の赤帯を知り、その流れから青帯にも興味を持つようになった。ショーペンハウアーの『読書について』のような薄いものを読んだ。その流れで『人生の

Arisanのノート
●01/30 18:01
2025-01-27『リアル・メイキング』www.keio-up.co.jp邦題の「リアル・メイキング」には、「現実制作」という訳があてられているが、これは、神や霊を信じる人たちは、日常的な現実以外にそういう別種の想像的な「現実」を、宗教的な日々の実践を通して作り出している(制作している)のだという、著者の考えを示す言葉である。つまり、信仰する人たちにとっては、神や霊は(想像的ではあるが)強固な現実として存在しており、社会的関係によって強く働きかけてくる。そのことを理解しなくては、「信じる人たち」と、そうでない(世俗的な)人たちとの隔たりは広がるばかりだ、ということだ。『私がこれまで行ってきた研究の中で、最も力強く、最も不可解な観察結果は、信仰を持つ人々が神や霊の応答を認識することを学び、この応答を関係のように感じられるようになり、この関係が人々を変えるということだった。このこと

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