▽a way of living ●12/15 20:49 100マイルに代表されるウルトラトレイルでは、昼夜のレースで高山の岩場から街中のロード、暑い日差しから雨や時に雪など、様々な環境の変化に対して走り続けることが必要である。そのため、スピードや持久力に優れた選手でも、これら変化する状況へ巧く対応できなければ、結果がついてこない。しかしよく考えてみれば、冒険の疑似体験でもある100マイルは、いわばリスクの予測と対処がレースの醍醐味だとも言えるだろう。様々な想定外があってそれを乗り越えることで俄然このレースの面白さが際立ってくる。山のリスクは時に生命の危険にも繋がり、また、そこまで行かなくても、リタイヤした時の運営者や周りの人への負担が大きい。そのため多くのレースで必須装備を指定することで自己管理を喚起し、自己責任でリスクを負うことが、そもそものレースを走る上での前提となっている。しかし必須装備を求める背景に、レースでどんな想定外、リスクが