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  1. 2024/04/21 16:51:34 かんべえの不規則発言含むアンテナおとなりページ

    <4月21日>(日)
    〇柏シアターにて「ノスタルジア 4kリマスター版」を観る。いやあ、タルコフスキー監督作品ですよ。懐かしいねえ。
    〇この映画を見たのはちょうど40年前。ワシは日商岩井の入社1年目で、初任給手取り10万円の身の上であった。同期の連中は早くも忙しく残業させられているのに、広報室に配属されたワシはあんまり仕事はなく、「もう帰っていいよ」と言われ、かといって金曜日の独身寮には晩飯の用意もなかったので、仕方がないから一人で六本木に行って、封切りになったばかりのこの映画を観た。
    〇まだロシアがソ連だった時代である。『惑星ソラリス』や『ストーカー』を作って、既に「巨匠」と呼ばれていたタルちゃんは、「表現の自由」を求めてイタリアにわたってこの映画を作った。タルちゃんはその後、実際に亡命を宣言するのだが、じきにゴルバチョフが登場するので、彼の亡命は不問に付されることになる。結局、帰国することはなく、1986年にパリで亡くなった。享年54歳。
    〇この映画、とにかく「雨漏りする家の中のシーン」――こんな風に言ってしまうとぶち壊しなんだが――が強烈な印象に残る。当時、小林麻美の『雨音はショパンの調べ』という曲がヒットし、そのビデオクリップ(当時はそれ自体がめずらしかった)も高い評価を受けたのであるが、今見ると『ノスタルジア』の「まんまパクリ」である。映像の詩人と呼ばれたタルちゃんは、世

  2. 2024/04/20 17:38:21 溜池通信バックナンバー含むアンテナおとなりページ

    4月19日号 特集:首脳会談後の日米政治情勢
    ○先週の岸田首相の訪米は、画期的な成功だったのではないかと思います。安全保障でも経済面でも多くの成果がありましたし、日米関係の歴史の上でも質的な変化を確認できた会合でありました。
    ○ただし岸田さんとバイデンさんという肝心なお二方が、ともに政治的に盤石とはいえないような状態にあって、自民党総裁選と大統領選挙を勝てるのか、という問題が残ります。岸田さんは統一補欠選挙、バイデンさんは中東情勢。これから先の難所をどうやって乗り切るのでしょうか。
    ○次回は連休明けの5月10日(金)にお送りする予定です。(4月19日記)
    4月5日号 特集:「岸田&バイデン」首脳会談に思うこと