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猫を償うに猫をもってせよ
●12/22 01:21
2024-12-21教育のこととなると母親が買うから曽野綾子の『絶望からの出発 私の実感的教育論』というのが、1975年、私が中学一年の時に出て、ベストセラーになったのだが、どうもうちの母も買っていたような記憶がある。私は読んでいなかったので図書館から借りてきて読んでいるが、特に絶望がどうとかいう内容ではない。単に曽野綾子は三浦太郎という、小説の題材にもした、文化人類学者になった息子を育てた経験からエッセイを書いているだけである。しかし、教育論となるともう母親は夢中になる。ちょっとしたきっかけでベストセラーになる。最相葉月の『絶対音感』(1998)というのも、単なるノンフィクションで、大して面白くもないのだが、かなり売れた。これは井上章一さんが当時言っていたところによると、子供にピアノを習わせているような母親が、どうすれば子供に絶対音感をつけられるかと思って買ったからだという。まあだ

神保町系オタオタ日記
●12/20 18:14
2024-12-17永楽屋細辻伊兵衛商店が発行していた講演集に江馬務ー細辻伊兵衛美術館では「ダンス、ダンス、ダンス!」展ー細辻伊兵衛美術館で2025年2月12日まで「ダンス、ダンス、ダンス!踊るテヌグイ展」開催中。この美術館は、手拭いがチケットで、下数㎝の所を半券としてビリッと破り取られ、残りは手拭いとして使えるように持ち帰るユニークさ。私は過去「昭和のモダンガール展」(令和5年)と「京てぬぐいと京うちわ 昭和初期のスポーツ展」(令和6年)に行っている。妖怪展(令和5年)に行かなかったのは痛恨の極みである。展示された手拭いの製作年が明示されていて、記録の管理には感心する。本と違って、手拭いそのものには製作年は記載されないからだ。さて、美術館を運営する永楽屋細辻伊兵衛商店が戦前講演会を度々開催し、講演集まで刊行していたことは知られていないだろう。私も全然知らなかったが、天神さんの古本ま

書物蔵(しょもつぐら)
●11/10 10:10
2024-11-07みなとみらいで総合展みなとみらいけふは朝もはよから突撃準備。コーヒーを2杯分作ってのむ。家人がチーズのせトーストを焼いてくれるので食す。森さんを呼び出して筋斗雲に乗せ、一路、みなとみらいを目指す。途中、某所で渋滞に巻き込まれ辟易。これはナビの言う通りにして回避すべきだったと反省す。されどそこを過ぎるとスイスイと不思議に進みてあっというまにみなとみらいに到着す。さて見るべぇとて最初に皓星社ブースへ挨拶し、その後ちょっととしょけっととポスターセッションを見てから11時よりのアクセシビリティ講演を拝聴す。altのフィールドにいろいろ書き込む際の骨法をばレクチャーさる。終わってからちょっと一回りして昼飯。雑誌の記事直しにつきて森さんと相談。そうこうしているうちに尊敬するKさんが来るとのことで待ち受けていると、思った通り飯中のドトール前を通ったので呼んで合流し、一

Incファクトリー番頭日記
●06/21 03:57
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ちとせの唐変木日記
●03/28 08:28
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