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「怒り」吉田修一著ラストは泣かされました。泣くと思っていなかったので、そんな自分に驚く。犯人の動機は最後まで分からなかったことが、多少欲求不満ではあるけれど、笑、この小説は、犯人に焦点を合わせていない、犯人は客観的に描かれている。事件とは関係のないところでそれぞれの人が必死で生きている姿が愛おしい。今まで感じたことのない読後感、「信じているから許せなかった」と言う辰哉の