佐々梵的天線
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▽本日の新刊●11/24 03:18 仏門を蹂躙し尽くし、万民に唾棄される人界の帝王となった踏仙帝君・墨燃。彼はおよそ十年にわたる治世の末、晩秋の頃に、反乱軍の包囲の中でついに自ら命を絶った。一緒に灰となったのは、かつて墨燃の兄弟子で想い人である師昧を見殺しにし、墨燃の行く手を阻んだ師・楚晩寧の遺体である。しかし、再び目を覚ますとそこはどこか見覚えのある妓楼。墨燃は十六歳の頃の自分に生き返っていた。師昧に再会して、彼が亡くなる前の時期へと生き返ることができた僥倖を噛みしめる墨燃だが、まもなく険悪な仲の従弟・薛蒙、そして楚晩寧にも再会し―。神なる武器を求めて、はるばる金成湖へとやってきた楚晩寧と弟子三人。一行は墨燃の霊力に興味を引かれた始祖神・勾陳上宮の招きを受け、湖底の神器庫を訪れる。しかし、次々と事態が急転し、四人はかろうじて金成湖を脱出することに。その際に楚晩寧が負った傷は、上古の柳の蔓によるもので、死生之巓に戻った楚晩
▽出版・読書メモランダム●11/23 22:13 2024-11-21古本夜話 番外編その四の3 前田出版社と『トップ』古本夜話かつて伊達得夫の『詩人たち―ユリイカ抄』を読んで、ふたつのエピソードがずっと記憶に残っていた。それらは冒頭に置かれた「『余は発見せり』」の中で、原口統三遺稿集『二十歳のエチュード』の初版がユリイカではなく、昭和二十二年六月に「M出版社」から初版五千部で出され、たちまち売り切れたが、その暮に出版社が倒産してしまったこと、伊達が原口の遺稿の出版のことで、一高の寮を訪ね、中村稔と出会い、それがきっかけとなって、中村が書いた探偵小説をカストリ雑誌に売りこみ、中村がいくばくかの原稿料を稼いだことだった。(ユリイカ)このふたつのエピソードから、伊達がユリイカを始める前は別の出版社にいて、カストリ雑誌にも関係していた事実を知った。そしてほどなくして、古本屋の棚で『二十歳のエチュード』初版を見つけ、「M出版社」が前田出
▽新文化●11/22 08:48 【最新号案内:11月21日号】右肩上がりの仏書店業界/在日フランス大使館書籍・討論会部門責任者:ドゥペール氏講演2024年11月21日ニュースフラッシュオレンジページ、料理教室情報サイト「クスパ」の事業を譲受12月1日付で、㈱SARAHが運営する料理教室情報サイト「クスパ」の事業を譲受する。「クスパ」は料理・パン教室・お菓子教室の紹介サイト。昨年、会員登録者数が10万人を超えた。 オレンジページでは同サイトのユーザーに向けて […]shinbunka_admin012024年11月21日ニュースフラッシュ最新号のご案内【最新号案内:11月21日号】右肩上がりの仏書店業界/在日フランス大使館書籍・討論会部門責任者:ドゥペール氏講演■「新文化」最新号の1面特集は、【右肩上がりの仏書店業界/在日フランス大使館書籍・討論会部門責任者:ドゥペール氏講演】 フランスでは今なお書店の
▽基本読書●11/22 08:00 2024-11-22なぜ負傷もないのに痛むのか。そして、どうやって痛みを取り除くのか──『痛み、人間のすべてにつながる | 新しい疼痛の科学を知る12章』献本御礼 科学ノンフィクション痛み、人間のすべてにつながる――新しい疼痛の科学を知る12章みすず書房Amazonこの『痛み、人間のすべてにつながる』は、文字通り人間が抱える「痛み」について書かれた一冊だ。著者はオックスフォード大学医学部のリサーチ・フェロー、皮膚科医で、既訳に『…科学ノンフィクション (408)献本御礼 (199)
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