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住職のひとりごと
●02/10 15:22
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内田樹の研究室
●02/10 09:00
『武道的思考』韓国語版序文みなさん、こんにちは。内田樹です。  これは『武道的思考』という僕の書き物の韓国語版です。原著は2010年に出たので、...2025-02-09 dimanche

S嬢 はてな
●02/07 00:59
2025-02-06お友達とランチ日記友達と和食ファミレス。小洒落たランチセットではなく、チゲ鍋頼んじゃった。美味かった。なんだのかんだの話して、きゃっきゃする。友達と会うってのは、楽しいし、なんつーか「生活に必要」みたいなところがある。母が。友達が死んでいく。友達が要介護になり、連絡が取れなくなっていく。そんなことが重なってきて、それを受け入れなければならなくなっていく母を見ると、せつない。satomies 2025-02-06 23:25 読者になる広告を非表示にするもっと読むコメントを書く最終更新: 2025-02-06 23:25お友達とランチ

不倒城
●02/03 15:40
(02/02)絶対に作中作から逃げない漫画家漫画、「モノクロのふたり」でやっていることが凄い書籍・漫画関連(58)2025年02月(1)絶対に作中作から逃げない漫画家漫画、「モノクロのふたり」でやっていることが凄い漫画家漫画の一番の鬼門って、「作中で描かれる漫画についてどう描写するか」だと思うんですよ。例えば「主人公が天才漫画家」という設定であれば、その天才漫画家が描く漫画も天才的なものである必要があります。作中で主人公の漫画が人を感動させているのであれば、作中作の描写も「人を感動させる漫画」でないといけない。ただ、当たり前の話ですが、作中キャラクターが現実に飛び出してきて漫画を描いてくれたりはしないので、実際に作中作を詳細に描写しようとすれば、作者さんが二倍、三倍頑張らないといけません。漫画家漫画本体のストーリーや描写を組み上げながら、作中作にもそれ相応のリソースを注ぐ。自分の漫画を「面白く」描きながら、作中で更に「面白い漫画」を形作る。言うのは簡単ですが、すっごく大変ですよね?だから、多くの「漫画家漫画」では、作中作は最低限にしか描写されませんし、作中作の凄さは「読んだ人の反応」という形で描写されることがもっぱらです。これは別に悪いことでもなんでもない、漫画を描くリソースが限られている以上はごくごく当然の手法だと思います。ところで最近、「モノクロのふたり」という漫画がその辺のお約束をぶっちぎり始めています。モノクロのふたりhttps://shonenjumpplus.com/episode/17106567263035944045作者は松本陽介先生。以前、アイドル漫画である「その淑女は偶像となる」も連載されていた方ですね。優れた絵の才能をもちつつも、生活の為に絵の道を諦めた主人公、不動花壱。不動の職場の先輩で、社会人になってからもずっと漫画家になることを夢見続けていたが、夢に挫折しつつあった若葉紗織。この二人が力を合わせて漫画を形作っていく、題材としては王道の「漫画家漫画」なのですが、まず「モノクロのふたり」、作中漫画にかけているリソースがおかしい。「作中漫画の売りはどこで、構成の特徴はこうで、どういうところで読者を驚かせるのか」という、いわば「作中漫画の面白さの描写」から全く逃げない。まず一話から三話まで、若葉の漫画にかける情熱を不動が知り、夢を諦めていた不動が再び筆を手に取るという、この「挫折からの復活」の展開だけでも十分熱いんですが、そこで「不動が背景を描くことによって、その瞬間から世界の情景が一変する」という、作中漫画の最大のポイントが、物凄い説得力を持って描かれるんですよ。第三話、あの15ページ目の海の絵。「不動の絵の才能がこの一枚に込められている」ということが丸わかりの、ド迫力の背景。主人公に見える光景がその瞬間から切り替わったんだと、読者全てに伝わってくる一枚。これ、この描写だけでも、作中で「絵の才能があり、人を感動させる描き手」が描いた絵である、ということで読者のハードルをガン上げしておいて、実際に、作中で、そのハードルを軽々飛び越えてみせるという、本当にこれだけで物凄いことをやってみせていると思うのですが。最新の十二話・十三話では、更にその「ハードルの上げ方」と「飛び越え方」がド加速してきています。「マジか?」って感じ。十話~十二話では、師匠ポジションである薔薇園先生と若葉が、新作の「ネーム勝負」をします。どちらが面白いネームを描けるか、というネームバトルを、憧れの存在である薔薇園先生との間で若葉が繰り広げることになるんですね。まずここから、「作中のネームは、どこがどう面白くて」「どこがどうダメなのか」という理由を、きっちりと、作中漫画のストーリーの詳細つきで、作中滅茶苦茶丁寧に説明しているんですよ。編集の田中さんが、当初ただのモブかと思っていたけど、実は滅茶苦茶漫画に知見がある上にいい人だった。「さり気ないプロ」の存在好き。そして、若葉は本当に四苦八苦、様々な工夫を考え抜き、苦しみ抜きながらネームを完成させていくわけなんです。心折れかけた若葉がもう一度立ち上がり、そしてきっちりと「確かにこうすれば面白くなりそう」という納得感のあるネームを出してくる描写、ここも十分熱い。まずこれだけでも、ただでさえ本編のストーリーや展開をくみ上げながら、更に作中作のストーリーやネームにもそれ相応の説得力を持たせるという、物凄く大変なことをやっていると思うんですが、不動が更にその上をぶち込んできた。十三話見開き2ページ大ゴマによる背景描写と世界観説明。事前に、「そのコマの意味」「そのコマの重要性」「そのコマを描くのは何故難しいのか」「そのコマを読んで、読者に何を伝えたいのか」という、「難易度のポイント」を薔薇園先生に全て説明して、ハードルをガン上げしてからの、不動が提示する完璧な「答え」。ここまでハードルを上げて、しかもそれを作中で飛び越えてくるのか……!!!「ここまで作中作から逃げない漫画を描けるのか」と、正直個人的にはかなり衝撃的でした。これ、ちょっと皆さんにも実際に読んでみていただきたいところです。いやホント、損はさせないので。上記のような、「作中作から逃げない」というのがこの「モノクロのふたり」の最大のポイントだとは思うのですが、単に漫画家漫画として見ても、「挫折からの復活」という展開の熱さ(これは「その淑女は偶像となる」とも共通する点ですが)、好感が持てる不動のキャラクター、若葉が要所要所でみせる根性と「出来る先輩なのに意外とドジっ娘」という可愛さ、師匠ポジである薔薇園先生の存在感、モブなのにモブじゃなかった田中さんの味わいなどなど、面白い要素満載です。あと、不動と若葉、どっちも「気配り出来る大人」で好感度が高すぎる。背景のネーム指定でも、「構図変えたい時はいつでも言ってね」とか書いてる若葉さんが可愛い(そして構図を変えることなどミリも考えない不動の熱さ)。未読の方は是非読んでみていただきたいと思う次第なわけです。ジャンプラでもまだ一話~三話読めますし!!(これが読めるようになってるの、分かってる人の仕事過ぎる)単行本もまだ一冊しか出てないので!!簡単についていけます!!モノクロのふたり 1 (ジャンプコミックスDIGITAL) - 松本陽介

Practice, practice, practice...
●11/14 00:30
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