▽Blog | University of Tokyo Center for Philosophy ●06/04 00:38 【開催報告】企業内哲学の資格をめぐって2025.06.02 堀越耀介 Permalink2025年5月31日、企業内哲学の資格について考えるワークショップが開催された。なお本ワークショップの内容は、別個所で詳細に取り上げられて出版される可能性もあるため、本報告は、当日の模様をごく簡単に報告するにとどめる。本企画は、企業において哲学を実践する人の「資格」とは何か、その要件や背景を問い直し、議論する場として企画されたものである。企業の中で哲学を行うことの意味、哲学教育と実務の接続、哲学的知識と実践的知見の関係性を中心に、熱のこもった議論が展開された。冒頭、稲岡大志(大阪経済大学)は、企業内哲学という実践が現実に存在する以上、その実践を担う人に求められる資質や資格要件について検討する必要があると述べた。博士号や修士号といった学位は必須なのか、大学の哲学教育で培われる知識やスキルは企業現場
▽青色2号(murashit) ●05/31 01:00 2025-05-30わたしとそのアバター - M. Carlson & L. Taylorさいきん「きみはメタルギアソリッドⅤ:ファントムペインをプレイする」について考えたいと思っていて、そのための準備として、以下の論文について。Carlson, Matthew, and Taylor, Logan. 2019. “Me and My Avatar: Player-Character as Fictional Proxy.” Journal of the Philosophy of Games 2 (1): 1-19. https://doi.org/10.5617/jpg.6230.ビデオゲームにおけるプレイヤーとプレイヤーキャラクター(PC)の関係について、(Robson and Meskin 2016)を虚構的同一性説(Fictional Identity View)として定