▽IN MY ROOM ●07/23 06:44 showalocations on You're a Good Sport, Charlie Brown のCD届く2025.07.22You're a Good Sport, Charlie Brown のCD届くYou're a Good Sport, Charlie Brown のCDをようやく入手しました。表ジャケットです。見開きと盤面です。今回のライナーノーツはボリュームだけは多かったです。通常はショーン・メンデルソン氏、ジェイソン・メンデルソン氏、デリック・バング氏の3人だけなんですが、今回はクレイグ・シュルツ氏も執筆されています。何故クレイグ氏が書かれているのかというのは、本作のTVスペシャルの成り立ちに大きく関わっているからです。ワーナーホームビデオから発売されたDVDの特典映像でも詳しいですが、アメリカにおけるモトクロスというのは70年代から隆盛していて、当時クレイグ氏はドハマりしていたんですな。シュルツさんは1回だけレースを観に行き、その迫力とか息子の活躍とかにかなり興奮したそうです。その後、例のアイスアリーナで息子のレース仲間の会話に耳を傾けていたりしている時に、クレイグ氏が自分を追い抜いた友人に対して「ジョー・モトクロス」と言ったのを聞いてアニメ化のアイディアをひらめいたらしいです。当時、クレイグ氏が所有していたバイクは、ホンダCR125、AJS0250、リックマンツェンダップ125,ブルタコパーサン125,CZ250等々、全てマフラー無しだったそうです。上のストリップの描写で騒音が凄まじいことが描かれていて、4コマ目で「ご近所に嫌われている」などと言っていますが、ライナーノーツでクレイグ氏も「騒音は何マイルも響き渡り近所の人たちは気が狂いそうだったに違いない」と書いていて、これは実話に基づいたストリップなんだなというのが判ります。しかし、ちょっと不思議なのが話のきっかけもストリップに登場するのも『ジョー・モトクロス』なのに、アニメに出てくるのは『マスクド・マーヴェル』なんですよね。うーん。・・・・・・ライナーノーツの順番はクレイグ氏が2番目で、冒頭はジェイソン・メンデルソン氏です。順番が逆になりました。氏曰く当初このサウンドトラックをどのようにレコードにまとめるのかはすごく悩んだんだそうです。トータルタイムも短く、同じ曲のリプライズばかりでしたから、確かに難しかったとは思います。最終的に別番組"Bicycles Are Beautiful" の音源が見つかり、これをラストに収録することでようやく形が見えてきたとのことです。収録曲についての裏話ですが、タイトル用に録音されながら実際に番組で使用されなかった"You're A Good Sport, Charlie Brown (Centercourt)" は他の曲のミキシング・マスタリングが終わった後に見つかったとのこと。テープには "Centercourt" と書かれていたそうですが、曲としては "You're A Good Sport, Charlie Brown" ですので、アルバムの収録にあたって "You're A Good Sport, Charlie Brown (Centercourt)" という表記にしたんだそうです。3番目の執筆者はデリック・バング氏です。例の如く当時のガラルディの活動や周辺の事情などを詳細に取材しており、その記述に大半を使っています。マニアックすぎるのでここでは割愛しますが、リー・メンデルソン氏は当時とても忙し