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猫を償うに猫をもってせよ
●12/22 01:21
2024-12-21教育のこととなると母親が買うから曽野綾子の『絶望からの出発 私の実感的教育論』というのが、1975年、私が中学一年の時に出て、ベストセラーになったのだが、どうもうちの母も買っていたような記憶がある。私は読んでいなかったので図書館から借りてきて読んでいるが、特に絶望がどうとかいう内容ではない。単に曽野綾子は三浦太郎という、小説の題材にもした、文化人類学者になった息子を育てた経験からエッセイを書いているだけである。しかし、教育論となるともう母親は夢中になる。ちょっとしたきっかけでベストセラーになる。最相葉月の『絶対音感』(1998)というのも、単なるノンフィクションで、大して面白くもないのだが、かなり売れた。これは井上章一さんが当時言っていたところによると、子供にピアノを習わせているような母親が、どうすれば子供に絶対音感をつけられるかと思って買ったからだという。まあだ

河野美代子のいろいろダイアリー
●12/22 00:37
特別養子縁組について病院でのカンファレンス木曜日、山口県の大きな公的病院の研修に行きました。研修というか、広島で私が診ていて、その病院で出産するある妊婦さんをめぐってのカンファレンスといった方がいいかもしれません。本人が一人で育てることに不安があり、特別養子縁組を望んでいると。でも、まだ完全に望んでいるのではなく、自分が生んだ後、かわいいと思ったら自分が育てる可能性もあります。その病院では、これまで特別養子縁組の経験がないので、その研修をしたい。スタッフの皆さんが尋ねたいこともたくさんあるからと。産婦人科のドクター、小児科のドクター、両方のナース、助産師、NICUのナース、病院の相談室の相談員、それに、行政の市の子ども家庭課の職員、保健師さんなどなど。善意の皆さんが一人の女性と赤ちゃんのために一生けん命に考えて下さいました。私は、配布する資料とともに、パワーポイントを作って、それを写しな

ココロ社 ♪ほのぼの四次元ブログ♪
●07/07 11:59
2024-07-06夏のウグイスが精神的にやかましいという話ウグイスといえば、かわいらしい鳴き声で春の到来を告げる鳥であることはご存知のとおりである。ウグイス的にはべつに人間に春が来たことを知らせたくて鳴いてはいないのだが、人間はウグイスの鳴き声を聞いて春が来たと感じて、勝手にうれしい気持ちになるものである。かつてわたしは旅先でウグイスの鳴き声を聞いて、やっと春がきたと喜んだりしていたものだが、何回か鳴き声を聞いて春の到来を実感してから、その鳴き声は車の走行音などと同様、意識にのぼってこない音になっていた。ウグイスのことをよく知ることになった、というより、いやおうなく知ることになったのは、鳥のうるさい地域に引っ越してきてからのこと。まず、鳥のうるさい地域とはどこかというと、多摩ニュータウンである。それまで暮らしていた東中野や調布、武蔵小杉と比べて鳥がうるさいのは当然としても、わたしの

七本足のワルツ
●03/28 05:46
七本足のワルツ読者になる

しびれくらげ
●03/26 11:26
しびれくらげ読者になる

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