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uedakazuhikoのアンテナ

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おとなりアンテナ | おすすめページ

  1. 2024/04/06 11:26:13 批評時間含むアンテナおとなりページ

    もし第二弾があれば、もっと選曲の範囲を広げて「町の踊り場」で「町の静謐を掻き乱してゐた」「ヂャヅの音」、あるいは同作品で語り手を驚かす「柩車のなかでかけられた宮内省のサインのあるレコオド」なども聴いてみたい。特に後者の「得体の知れない音楽」は「雅楽にしては陽気で、洋楽にしては怠屈なやうなもの」という、まさに西洋と日本の間に漂う不気味さを体現していて、具体的な特定ができたら面白いと思う。

  2. 2024/04/05 20:09:26 no title含むアンテナおとなりページ

    2024-04

  3. 2024/04/05 15:57:19 clnmn含むアンテナおとなりページ

    Apr 5, 2024
    自分の勉強に役立ちそうだと思われる、かなり堅い書物を選んで、それを丹念に読み、それから、短い紙数でその紹介を書くという方法は、広く初歩の人々に勧めることが出来ると信じている。既に述べた通り、第一に、この表現という路を通ることによって、私たちは本当に書物を読み、その内容を自分の精神に刻みつけることが出来るからである。そして、第二に、短文という苦しい狭い場所へ自分を押し込めることによって、文章を書くという仕事の基礎的作業を学び取ることが出来るからである。自由な感想を自由な長さで書くという方法は、あまり文章の修業には役立たない。むしろ、初めは、こういう自由は捨てた方がよい。要するに、文章の修業は、書物という相手のある短文から始めた方がよい、というのが私の考えである。自由な感想ではなく、書物という相手があるということ、それから、自由な長さではなく、五枚とか、十枚とかいう程度の短文であるということ、この二つが大切である。
    - 清水幾太郎『論文の書き方』岩波新書
    Apr 5, 2024
    #quotes
    Apr 5, 2024
    私は、ある日とつぜん散弾銃を手にして走りだし、行きずりの人に向かって発砲する人の気持ちを、多少は理解することができます。もしかすると、以前その人は軍隊にいたことがあって、戦闘中に見たりしたりしたことが頭から離れなくなってしまったのかもしれません。あるいは、家庭や職場で、耐えがたい挫折感や拒絶を味わったのかもしれません。また、人からまともにとりあってもらえず、人間扱いされなかったために、怒りが燃えあがり、「オレを馬鹿にしてるとどんなことになるか、思い知らせてやる」とまで思いつめた結果かもしれないのです。
    銃をつかみ、見ず知らずの人たちに発砲するというのは、馬鹿げていて理屈に合わない行為ですが、でも理解できないことはありません。私が理解できないのは、ブラウン夫人はたまたま店に入っていて災難を免れたのに、スミス夫人がなぜそのとき通りを歩いていなければならなかったのか、ということです。いつもなら一杯のコーヒーですませるグリーン氏が、たまたまその朝に限って二杯目に手を伸ばしたため、引き金が引かれたとき建物の中にいたというのに、なぜジョーンズ氏はそのとき道を横切っていて、狂った射手の格好の標的にならねばならなかったのでしょうか。多くのいのちが、

  4. 2024/04/03 16:09:23 極東ブログ含むアンテナおとなりページ

    2024.04.02
    [書評] 精神の考古学(中沢新一)
    中沢新一の近著『精神の考古学』を読むことを勧められたとき、その刹那、「ああ、あれか」という不思議な思いが去来した。ほんの瞬時の直感であるが、二つのことがそこにあった。一つは、これは1983年の『チベットのモーツアルト』の続編であろうということ(すべての面でそうだという意味ではないが)、もう一つは、吉本隆明の思想を継いだ著作であろうということ。
    そして、書物を手に取り、まえがきに目を向けたときに、私は、すべてがそうであったとでもいう奇妙な祝福のような感じがした。確かにそのとおりだと、瞬時に確信した。さて、私はそれをどのように語ったらよいのだろうか。
    本書は、読まれるべき書物である、ということは明らかなのに、どのように読まれるべきか、次の言葉が浮かばない。しいていうなら、なんの偏見もなく、なんの憶測もなく、普通に、あたかも河口慧海の『西蔵旅行記』を読むように読むといいだろう、と言ってみたい。それでいいだろうか。それがよいのではないか。ここで私は逡巡する。
    そして、以下、私が書くところは、率直なところ、あまり、読まれないほうがよいのかもしれないと思う。この含意すら、伝えることが難しいが。
    *** *** ***
    本書は、明らかにと言っていいだろう、1983年の『チベットのモーツアルト』の続編的な位置づけにある。もちろん、続編ではない。中沢新一が先の本を書いたのは、30歳を超えたあたりであろうし、本書は彼が70歳を超えたあたりの執筆である。その間に、40年があり、私は、この同じ40年を、呼吸をして、生きてきた。私は、『チベットのモーツアルト』の優秀な読者ではないが、熱烈な読者の一人ではあっただろう。私が大学院を最初にドロップした懐かしい年でもある。この年には、この分野で刻まれる事件がある。浅田彰の『構造と力――記号論を超えて』の出版である。同書は時代を築いた。そして、この本と、やや寄り添うような形で『チベットのモーツアルト』があった。が、それは、浅田のそれがポスト構造主義の日本の幕開けであるのに対して、中沢のそれは、70年代のドラッグ・カルチャーの総括でもあった。単純に言えば、ビートルズが後年、マハリシ・マヘーシュ・ヨーギーに系統したような流れの終端であった。恥ずかしながら、自分も広義にその位置にいた。キング・クリム

  5. 2024/04/03 04:24:28 文化ブログ含むアンテナおとなりページ

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  6. 2024/04/02 17:52:26 犬のしっぽ ブログ含むアンテナおとなりページ

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  7. 2024/04/02 16:14:54 Air du Temps含むアンテナおとなりページ

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  8. 2024/04/01 11:57:59 小谷野敦含むアンテナおとなりページ

    2024-03-31
    永井龍男「雑文集 ネクタイの幅」講談社、1975
    何しろアマゾンレビューからは閉め出されているし、読書メーターにはこの本の登録がないしするのでここに書いておく。最初のほうはいかにも身辺雑記や天気の話などが多かったが、自作解説や他の文学者の話になると面白くなる。子母沢寛が『戊辰物語』をほとんど一人で書いた話とか、企業人の伝記を書いた話とか、『庄野潤三全集』の月報の島尾敏雄の文章の話とか、小説書き以外には特に関心のない丹羽文雄とかで、人が出てこないと面白くないようである。
    (小谷野敦)
    jun-jun1965 2024-03-31 22:09 読者になる
    永井龍男「雑文集 ネクタイの幅」講談社、1975

  9. 2024/04/01 09:45:09 rainforest含むアンテナおとなりページ

    < April 2024 >
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  10. 2024/04/01 04:38:57 ウラゲツ☆ブログ含むアンテナおとなりページ

    2024年 03月 31日
    注目新刊と既刊:ユング『パーソナリティの発達』みすず書房、ほか
    ★まず、注目の新刊書および既刊書を列記します。
    『地球の歩き方 ムーJAPAN~神秘の国の歩き方』地球の歩き方編集室(編)、地球の歩き方(発行)、Gakken(発売)、2024年3月、本体2,200円、A5変型判並製400頁、ISBN978-4-05-802153-8
    『パーソナリティの発達』C・G・ユング(著)、横山博(監訳)、大塚紳一郎(訳)、みすず書房、2023年3月、本体4,000円、四六判上製312頁、ISBN978-4-622-09683-2
    『すばらしい孤独――ルネサンス期における読書の技法』リナ・ボルツォーニ(著)、宮坂真紀(訳)、白水社、2024年2月、本体6,300円、4-6判上製362頁、ISBN978-4-560-09399-3
    『話が通じない相手と話をする方法――哲学者が教える不可能を可能にする対話術』ピーター・ボゴジアン/ジェームズ・リンゼイ(著)、藤井翔太(監訳)、遠藤進平(訳)、晶文社、2024年2月、本体2,400円、四六判並製400頁、ISBN978-4-7949-7409-9
    『無用の効用』ヌッチョ・オルディネ(著)、栗原俊秀(訳)、河出書房新社、2023年2月、本体2,250円、46判上製272頁、ISBN978-4-309-23124-2
    ★『地球の歩き方 ムーJAPAN~神秘の国の歩き方』は、『地球の歩き方 ムー 異世界〔パラレルワールド〕の歩き方~超古代文明 オーパーツ 聖地 UFO UMA』(2022年2月)に続く「地球の歩き方」と「ムー」の第2弾。第1弾は世界各地の紹介でしたが、今回は日本国内篇です。「アナタも行ける47都道府県のミステリースポットを厳選」(帯文より)。オールカラーでてんこ盛りの内容です。第1弾は2か月で13万部突破したとのこと。第2弾も第1弾同様にリバーシブルの特製帯(マイナス2mm帯)付きです。返品改装されると小口が研磨されるので、研磨痕が嫌いな方はお早めのご購入をお薦めします。
    ★『パーソナリティの発達』は、ドイツ語版ユング著作集の第17巻『パーソナリティの発達』に収録された全8篇に、同第8巻収録の論文「人生の転機」(Die Lebenswende, 1930)を加えて訳出したもの。8篇は以下の通り。

  11. 2024/03/31 14:29:41 トナカイ語研究日誌含むアンテナおとなりページ

    2024-03-30
    角川短歌&短歌研究&北海道新聞
    「角川短歌」4月号に連載エッセイ「ぼくは散文が書けない」掲載。今回のタイトルは「『大は小を兼ねる』って世界の把握が雑だろ」。
    「短歌研究」4月号に「なぜ『歌人さん』という芸名なのか 枡野浩一の現在地」を寄稿。
    3月16日の北海道新聞に「札幌零景」掲載。今回は元ボウリング場の電器店が舞台。
    短歌 2024年4月号 [雑誌] 雑誌『短歌』
    角川文化振興財団
    Amazon
    短歌研究2024年4月号
    作者:(株)短歌研究社
    短歌研究社
    Amazon
    yamawata 2024-03-30 01:32 読者になる
    広告を非表示にする
    角川短歌&短歌研究&北海道新聞

  12. 2024/03/31 09:23:38 HONZ - 読みたい本が、きっと見つかる!含むアンテナおとなりページ

    あれから10年。『「笑っていいとも!」とその時代』が示す未来。
    ジャンル:TV・動画
    2024年3月31日
    おすすめ本レビュー
    鈴木 洋仁
    あれから10年です。 国民的人気番組だった『笑っていいとも!』が約32年間の歴史に幕を閉じた日から、きょう(2024年3月31日)で…more
    あれから10年。『「笑っていいとも!」とその時代』が示す未来。
    おすすめ本レビュー
    鈴木 洋仁
    ジャンル:TV・動画
    2024年3月31日
    あれから10年です。 国民的人気番組だった『笑っていいとも!』が約32年間の歴史に幕を閉じた日から、きょう(2024年3月31日)で…more
    あれから10年。『「笑っていいとも!」とその時代』が示す未来。
    鈴木 洋仁 ジャンル:TV・動画
    2024年3月31日
    あれから10年です。 国民的人気番組だった『笑っていいとも!』が約32年間の歴史に幕を閉じた日から、きょう(2024年3月31日)で…more

  13. 2024/03/30 16:09:07 ENDING ENDLESS含むアンテナおとなりページ

    2024-03-28
    坂本龍一と和賀英良
    「坂本龍一のピアノ展」で本人の演奏を再現したピアノ自動演奏を聴き、松本清張『砂の器』の和賀英良を連想した。原作小説では電子音を使った抽象的な現代音楽の作曲家なのに、映像化ではロマンティックなピアノ協奏曲の人に脚色された。むしろ、それゆえに大衆性を獲得した。
    一方、坂本は、初期の『ディスアポイント・ハテルマ』からAlva Notoとのコラボへ至るような実験的側面を持ち続けたが、やはりメロディアスでヒットした“戦場のメリークリスマス”や“energy flow”のイメージで世間的には記憶されるのだ。
    https://retailing.jp.yamaha.com/shop/ginza/event/detail?id=5054
    ディスアポイントメント - ハテルマ
    アーティスト:坂本龍一+土取利行
    キングレコード
    Amazon
    あの頃映画サントラシリーズ 砂の器 映画オリジナル音楽集
    アーティスト:サントラ,菅野光亮,芥川也寸志
    松竹音楽出版
    Amazon
    最近の自分の仕事
    -メフィスト賞全64作完全レビューのうち4作を担当 → 「本の雑誌」3月号 特集 メフィスト賞を探検せよ!
    本の雑誌489号2024年3月号
    本の雑誌社
    Amazon
    -月村了衛著『非弁護人』の文庫解説
    非弁護人 (徳間文庫)
    作者:月村了衛
    徳間書店
    Amazon
    -水生大海著『あなたが選ぶ結末は』の文庫解説
    あなたが選ぶ結末は (双葉文庫)
    作者:水生大海
    双葉社
    Amazon
    -円堂都司昭×藤田直哉『ポスト・ディストピア論』対談「多様化が進んで軋轢も多くなるという図式になっている」https://realsound.jp/book/2024/03/post-1597586.html
    ポスト・ディストピア論: 逃げ場なき現実を超える想像力
    作者:円堂都司昭
    青土社
    Amazon
    -『ガリレオ』『新参者』『マスカレード・ホテル』 東野圭吾作品の映像化、なぜ人気? https://realsound.jp/movie/2024/03/post-1609515.html
    -下村敦史『そして誰かがいなくなる』書評 → 「ハヤカワミステリマガジン」5月号
    そして誰かがいなくなる
    作者:下村敦史
    中央公論新社
    Amazon
    -「アフタートーク 著者×担当編集者」第14

  14. 2024/03/30 08:16:47 〈B術の生態系〉Bな人のBな術含むアンテナおとなりページ

    It stands to reason that art works are made by art workers, but in this searching account of artistic labor in the 1960s and 1970s, Julia Bryan-Wilson shows us that reason is supplanted by ambivalence and ambiguity as artists grappled with the massive upheavals wrought by feminism, the student movement, and the Vietnam War. The art made in the wake of these social transformations toggles between reform and revolution, and the definition of 'artist' has not been the same since.
    芸術作品が芸術労働者(アート・ワーカーズ)によって作られるのは当たり前だ。しかし1960年代から1970年代にかけての芸術的労働を探求したこの本の中で、ジュリア・ブライアン=ウィルソンは、アーティストたちがフェミニズム、学生運動、ベトナム戦争によって引き起こされた大激変に取り組む中で、理性が両義性と曖昧さに取って代わられたことを教えてくれる。これらの社会変革の後に作られた芸術は、改革と革命の間で揺れ動き、「アーティスト」の定義はそれ以来変わっていない。
    大正期に東京美術学校の敷地内に通された新道(屏風坂通り)で、北北東のエリア(現音楽学部)と南南西のエリア(現美術学部)に寸断されて以降の東京藝術大学の美術学部で、長く「教授」と呼ばれる「みなし公務員」(賃労働者)だった小磯良平が、1974年に赤坂迎賓館(迎賓館赤坂離宮)として再出発した旧東宮御所の朝日の間入口の左右に納入した絵画が「絵画」と「音楽」である。描かれた人物の殆どがバンドの極めて狭い特定年齢層に限られている──中村悠紀子含む少数のモデルの使い回しによる──ところからしても、恐らくこれらは小磯の「職場」であった「芸術大学」──実際のロケ地(「聖地」)は、「美術」が

  15. 2024/03/28 14:22:49 すもも画報含むアンテナおとなりページ

    すもも画報
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  16. 2024/03/28 13:35:19 Hello, How Low?含むアンテナおとなりページ

    Hello, How Low?
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  17. 2024/03/28 13:04:35 Active Galactic : 11次元と自然科学と拷問的日常含むアンテナおとなりページ

    Active Galactic : 11次元と自然科学と拷問的日常
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  18. 2024/03/28 11:39:20 感情レヴュー含むアンテナおとなりページ

    感情レヴュー
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  19. 2024/03/28 11:24:48 suenaga fuminaonoのブログ含むアンテナおとなりページ

    末永史尚のブログ
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  20. 2024/03/28 10:45:29 オシテオサレテ含むアンテナおとなりページ

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    オシテオサレテ
    2024-03-26
    14世紀の危機を語る時にモンゴル史家が語ること 諫早「『14世紀の危機』の語り方」
    思想 2024年4月号
    岩波書店
    Amazon
    諫早庸一「『14世紀の危機』の語り方:ヨーロッパ到来以前の黒死病」『思想』2024年4月、no. 1200、9–32ページ。
    『思想』の特集「危機の世紀」から、14世紀の危機について論じた論考を読む。
    非常に多くの情報を提供する論考である。しかし、その骨子は次のように要約できる。「13世紀世界システム」の崩壊は、黒死病によってもたらされたとは考えられない。なぜなら、システムは黒死病が現れたときにはすでに崩壊していたから。システムの崩壊の主要因はむしろモンゴル帝国の解体である。まず気候変動により、帝国の拡大は13世紀末に止まる。その後、帝国を構成する各ウルスの王位継承制度の不全のためウルスは解体し、変動後の気候に適した小政体が数多く成立していった。
    ここから私としては、次のような点に論考のポイントがあると判断した。論考の冒頭では14世紀の危機の一般的な理解として、気候変動、社会動乱、疫病流行の3つの要素が複合したものであるという理解が紹介されている。この一般的な理解に、本論文の内容を照らし合わせると次のような主張が導ける。(1)14世紀の危機は、黒死病以前のものとして理解できるので、3つの複合要素のうちの「疫病流行」は、一旦考慮から外せる。(2)気候変動に伴う社会動乱は、他面では気候変動に見合った新たな小規模政体への組み換えと理解できるので、必ずしも崩壊局面と理解されるべきではない。
    論考の各部分は非常に読ませる。黒死病の最新研究のまとめは(完全に理解できるわけではないものの)非常に勉強になった。これは歴史に関心のある読者なら、読んで損はない。またモンゴル帝国について、「〈移動〉の帝国は、草原地帯において軍事力を涵養しながら定住地帯の富を吸収し、新陳代謝を実現していたのである」(23ページ)という理解をしており、それを裏付ける叙述も興味深い。
    他方、論述はやや混乱している。まず、黒死病とモンゴル帝国の解体の2つが主題であるにもかかわらず、副題には「ヨーロッパ到来以前の黒死病」としかなく、タイトルと中身が対応していない。また、最終段落に現れる中世から近世への移行の問題は、本論を基に語れること

  21. 2024/03/28 07:02:33 田村哲樹の日々の雑感含むアンテナおとなりページ

    tamuraの日々の雑感
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  22. 2024/03/28 06:38:57 現代俳句。∨Pareidolia含むアンテナおとなりページ

    Pareidolia - Gendai Haiku
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  23. 2024/03/28 05:29:35 UEDA,kazuhiko 含むアンテナおとなりページ

    上田和彦 UEDA KAZUHIKO
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  24. 2024/03/28 04:59:40 帰ってきた海難記含むアンテナおとなりページ

    帰ってきた海難記
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  25. 2024/03/28 03:52:32 シチュアシオニスト・オンライン文庫含むアンテナおとなりページ

    シチュアシオニスト オンライン文庫
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  26. 2024/03/28 03:41:47 Atelier Manuke含むアンテナおとなりページ

    Atelier Manuke
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  27. 2024/03/28 03:31:31 And Then > M’s Memos含むアンテナおとなりページ

    And Then > M’s Memos
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  28. 2024/03/28 02:30:46 imagosphere notes含むアンテナおとなりページ

    daisukewatanabe1982’s diary
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  29. 2024/03/28 02:14:29 MCMLXXXIX/AT HOME含むアンテナおとなりページ

    MCMLXXXIX/AT HOME
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  30. 2024/03/28 01:07:25 THINGS BEGIN含むアンテナおとなりページ

    THINGS BEGIN
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  31. 2024/03/27 23:45:05 melanie-ji-wooの日記含むアンテナおとなりページ

    melanie-ji-wooの日記
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  32. 2024/03/27 22:54:13 Les jardins suspendus de Babylone含むアンテナおとなりページ

    Les jardins suspendus de Babylone
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  33. 2024/03/27 21:40:25 日々平安録含むアンテナおとなりページ

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    jmiyazaの日記(日々平安録2)
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  34. 2024/03/27 21:40:09 les signes parmi nous含むアンテナおとなりページ

    les signes parmi nous
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  35. 2024/03/27 21:38:19 takashimuraの日記含むアンテナおとなりページ

    takashimuraの日記
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  36. 2024/03/27 20:51:08 left over junk含むアンテナおとなりページ

    left over junk
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  37. 2024/03/27 20:29:03 現在思想のために含むアンテナおとなりページ

    現在思想のために
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  38. 2024/03/27 20:11:36 Hatena::Diary含むアンテナおとなりページ

    Hatena::Diary
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  39. 2024/03/27 20:00:43 nuhsnuhの日記含むアンテナおとなりページ

    nuhsnuh’s blog
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  40. 2024/03/27 19:20:36 The Economistを読むブログ含むアンテナおとなりページ

    新 The Economistを読むブログ
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  41. 2024/03/27 19:12:32 All Those Yesterdays含むアンテナおとなりページ

    All Those Yesterdays
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  42. 2024/03/27 17:56:21 余白の日々/日々の余白含むアンテナおとなりページ

    余白の日々/日々の余白
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  43. 2024/03/27 15:09:31 un coin quelconque de ce qui est含むアンテナおとなりページ

    un coin quelconque de ce qui est
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  44. 2024/03/27 13:56:57 à la lettre含むアンテナおとなりページ

    à la lettre
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  45. 2024/03/27 08:58:49 憂愁書架含むアンテナおとなりページ

    2024年3月24日 (日)
    旧友の死と残された生
    2024年3月1日、高校の同期生の大西祥一が亡くなったことを偶然知りました。享年74。大西とは同じクラスにはならなかったが、三年間柔道部で共に汗を流した仲でした。当時、柔道部の練習は火木土の週三日で、いつも練習の後、着替えしたり、駅への道を歩きながら、本の話をよくしたものでした。大西は色々な本をよく読んでいて、柔道の練習日の度に、私に本を貸してくれたのですが、私はそれでSF小説の古典的作品(アーサー•C•クラークとかロバート•A•ハインラインとか)をほとんど読んでしまいました。高校の卒業式の2、3日後に墨田区の私の実家に大西が遊びに来たとき、その時はじめて『死霊』(埴谷雄高)という本の存在を教えてもらいました。大西は晩年のブログで、「自分というものを作ってくれた本」として『マルドロールの歌』と『死霊』を挙げています。
    大西祥一は現役で入った一橋大で、後に詩人となる平出隆らと同人誌を刊行したり、平出などと野球チームを作ったりしていましたが(何回か同人誌を送ってくれました)、いつしか学生運動にのめり込み、過激な武装グループの一員となりましたが、その頃のことは『別働隊の日』という短編に書かれています。それこれのことがあって、大西は一橋を中退しましたが、ぶらぶらしている時に、一橋出身の女性にスカウトされて、出来たばかりのJICC出版局(後の宝島社)に入社しました。雑誌「宝島」は、もと晶文社から出ていたのですが、宝島社に移ってからも編集は植草甚一が担当していました。植草甚一の後に 何人か編集が変わってから大西がしばらく編集を続けていましたが、その後、宝島のムック本の編集を始め、さらに宝島社文庫で多くの本を世に送りました。小さな出版社であった宝島社も、ムック本で存在感を出し、ブランドの小物を付録につけたファッション雑誌が売れて、一日の売上が一億円にもなることもあったようです。出入りの多い出版社で、42年間勤め上げ、2014年65歳で定年退職しました。宝島社最初の定年退職者でした。退職後は実家の葛飾区高砂に住み、地元の消防団やシニアの野球チームで活躍し、孫を溺愛し、65歳で車の免許を取って知人から貰った軽自動車を乗り回していました。両親が90歳台までご存命だったので、長寿の家系と思われたが、去年の八月末に入院し(消化器系の病気?

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