▽2004年 1月 (3)。 ●05/06 05:58 May. 2025Last Modified: Mon May 5 07:35:18 UTC 2025気がついたら 2025-05-05 [Mon] 16:00また1ヶ月たってた。正直、ここにLLMの愚痴ばっかり書きたくないのだが…LinkedInなぞを見ていると (そんなもん見るな! そもそも)「AI Apologetics」とでも言う人々がこれほど多いのにおどろく。そしてまた謎が多い。「AIで生産性が爆上がりした!」って言ってる人々のうち、AIを使って(単なるデモでない)実際の業務をしているのを見たことがない。もちろん業務上の秘密があるからそんなことはそうそうできるはずないのだが、新山はより大きな理由は「それを見せてしまうと大したことないのがバレるから」だと思っている。思うに「AIによる生産性向上」ってのは、中学生にとっての◯◯◯みたいなもんだ。誰もがそれに対
▽L’eclat des jours ●05/05 14:41 2025-05-03_ 絶望の日ビックカメラの上に移転中のル・シネマでオリヴィエラの未見だった『絶望の日』。なんか有名な文学者が自殺する映画としか知らないで行ったが、最近では珍しく多分ほとんど眠ってしまった。が、不快な入眠(未来世紀ブラジルとか、退屈で睡眠へ逃避)というのとは違って、実に心地よかった。これだけ心地よいのだから間違いなく名画だが記憶がほとんどない。理由は明々白々で、パルジファル前奏曲がほぼ全編に使われているのだが、テンポが極端に遅い。記憶にある録音でこんなに遅いのは聞いた覚えがないからポルトガルの楽人によるものか。その遅さに混乱しているところにもって移動中の馬車の車輪の回転を延々と映す。くるくる回転する車輪を眺めているうちに催眠術にかけられたのだ。間違いない。途中、これも何度かトリスタンとイゾルデの前奏曲の冒頭のトリスタン和音が入る。これは実に良い塩梅なのでトリス