▽ふぃっしゅ in the water ●12/27 06:15 2024-12-27行間を読む 227 「越後本線岩室駅の沿革」列車の待ち時間をふらりと歩いてみた吉田町でしたが、そのかつて西信濃川と呼ばれていた西川の歴史を感じることができました。ここから越後線に乗り、二つ目の岩室駅で途中下車します。越後本線に沿って西川は大きく西へと蛇行し、「羽」のような場所にいくつも水路が交差し合う「えび穴」という地域も歩いてみたかったのですが、今回は先を急ぎます。10年ほど前だったら「羽」というと鳥しか思いつかなかったのに、いつの間にか川沿いに出っ張った場所であり水が作り出した地域であることを思うようになりました。初めて越後本線に乗ったのは2019年で、私が信濃川水系に関心を持った原点とも言える関屋分水を訪ねた時でした。越後平野の西側を越後本線、東側を信越本線がそれぞれ山側に沿って走り、真ん中を上越新幹線が通る。その意味は真ん中が排水の悪い土地が広が