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猫を償うに猫をもってせよ
●12/22 01:21
2024-12-21教育のこととなると母親が買うから曽野綾子の『絶望からの出発 私の実感的教育論』というのが、1975年、私が中学一年の時に出て、ベストセラーになったのだが、どうもうちの母も買っていたような記憶がある。私は読んでいなかったので図書館から借りてきて読んでいるが、特に絶望がどうとかいう内容ではない。単に曽野綾子は三浦太郎という、小説の題材にもした、文化人類学者になった息子を育てた経験からエッセイを書いているだけである。しかし、教育論となるともう母親は夢中になる。ちょっとしたきっかけでベストセラーになる。最相葉月の『絶対音感』(1998)というのも、単なるノンフィクションで、大して面白くもないのだが、かなり売れた。これは井上章一さんが当時言っていたところによると、子供にピアノを習わせているような母親が、どうすれば子供に絶対音感をつけられるかと思って買ったからだという。まあだ

福岡県弁護士会 弁護士会の読書
●12/20 14:39
2024年12月22日鍋島閑叟と江藤新平日本史(明治)(霧山昴)著者 毛利 敏彦 、 出版 明治維新史研究会幕末のころ、佐賀藩は鉄製大砲の鋳造に成功し、長崎砲台に備え付けた。江戸幕府も品川の沖合に砲台をつくって大砲を並べることにした。それで、佐賀藩に200門を至急つくるよう注文した。一度に200門は無理なので、佐賀藩はまず50門を納入した。つまり、江戸湾品川台場に備え付けられた大砲は佐賀藩が製造した鉄製の大砲(アームストロング砲)だったのです。そして、明治維新を迎え、鍋島閑叟は岩倉具視とともに大納言になった。つまり、明治新政府は、岩倉・鍋島連立政権だった。この鍋島は岩倉と個人的にも親しく、岩倉は二人の子を鍋島に預けて教育してもらった。鍋島は長崎に宣教師のフルベッキに英語学校で教えてもらっていたので、岩倉の長男・次男も、そこで勉強している。ところが、鍋島閑叟は病気のため明治

ものろぎや・そりてえる
●07/29 06:41
林凌『〈消費者〉の誕生──近代日本における消費者主権の系譜と新自由主義』Tweet2024年7月26日 (金)林凌『〈消費者〉の誕生──近代日本における消費者主権の系譜と新自由主義』林凌『〈消費者〉の誕生──近代日本における消費者主権の系譜と新自由主義』(以文社、2023年)消費者論に関して、私個人としては、第一に商業学系のマーケティング論、第二に社会運動としての消費協同組合論とが交わらないまま並立しており、なおかつ両方とも戦後社会に特有の思潮という印象を受けていた。そうした思い込みに対して、本書は戦前期からの「消費者」概念をめぐる思想的系譜をたどりながら、戦後との連続性を捉え返していく。本書の冒頭では、加藤周一と奥むめお(婦人運動・消費者運動で知られる)との対談(1957年)が紹介される。そこで二人は、日本人には「消費者」の自覚が乏しいという共通認識を示す。消費者運...»

「栄光なき天才たち」との日々雑感 by Tomoyoshi Ito
●05/07 01:36
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日々平安録
●03/27 21:40
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