ALPHAのアンテナ
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▽hiroyukikojimaの日記●12/22 17:36 2024-12-22再び、東大駒場の講義から稀代の名著が誕生今回は、三枝洋一『数論幾何入門』森北出版を紹介したい。この本は一言で言えば、保型形式と楕円曲線についての入門書なのだが、とんでもなくわかりやすく書かれている。まえがきによれば、「東京大学教養学部前期課程の全学自由研究ゼミナールで大学1・2年生を対象に行った講義をもとにしたもの」ということだ。このような講義から生まれた奇跡の名著に、久賀道郎『ガロアの夢~群論と微分方程式』ちくま学芸文庫がある。この本に匹敵する本はもう出てこないだろうと思っていたが、なんと、再来したのだね。その前に、例によって、ぼくが市民講座で行う講義の宣伝をしておきたい。早稲田エクステンションセンター 中野校世界は数でできている~無理数から理解する株からカオス理論まで全3回 2015年 02/07, 02/14, 02/21 (すべて金曜日) 15:05
▽プログラマーの脳みそ●12/04 00:29 2024-12-01推敲のロジック技術記事とかを書くとき、推敲をする。僕がどういうロジックで推敲をしているかの話。前提知識想定読者をまず決める。この記事を読むには前提知識としてこのぐらいは知っていてね、のライン。例えばJavaの記事を書くなら基礎的な構文は分かってる前提とする、とか、マニアックな記事なら、もっと深い知識を持っている前提とする、とか。一般向けの記事だと高校までで習うような前提知識があれば良いとするとかとか。これは、前提知識の部分なら解説なしに「知ってるよね」の前提で話をする。知ってるかどうか危うい時はちょっと注釈をつける。知らない想定の部分は丁寧に解説をする。そのラインを決めるのが想定読者の前提知識。知識は前提知識の上に積みあがる。積み重ねていく積み木のようなもので、この記事は既にここまで積んである人に対して、追加で何個の積み木を積ませよう、みたいな目標を定める。
▽わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる●11/18 14:53 人はどういう思いで積読するのか? 12人の積読家へのインタビュー『積読の本』読むスピードより買うスピードの方が早いのだから、棚からあふれた本が積まれていくのは当然のこと。後はフトコロと置き場所と罪悪感の折り合いをどうつけるかの話にすぎぬ。にもかかわらず、積読ネタの本が出回っているのが面白い。積み人たちそれぞれの言い分(言い訳?)を聞いていると、「あるあるw」と首がもげるほど頷いたり、「こいつ正気か?」とドン引きしたり、楽しいひとときとなった。「なぜわたしたちは本を積んでしまうのか?」と問いかけながら、12人の積読家たちの溢れんばかりの書棚とともにインタビューしたものがこれ。全員が全員、答えが違っているのが面白い。本棚に入れてしまうと積ん読じゃない読まない本を買っているのではなく、自分のための図書館を建てているモノとして残らない電子本は、浪費している気がする背表紙が見えない本は
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