Garakutaのアンテナ
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▽探偵小説三昧 ●11/21 18:42 1811ゾラン・ジヴコヴィチ『フョードル・ミハイロヴィチの四つの死と一つの復活』(盛林堂ミステリアス文庫)セルビアの幻想小説家ゾラン・ジヴコヴィチの作品集が盛林堂ミステリアス文庫でシリーズ化されているが、その三冊目が出た。フョードル・ミハイロヴィチことドストエフスキーを主人公にした連作短編集『フョードル・ミハイロヴィチの四つの死と一つの復活』である。▲ゾラン・ジヴコヴィチ『フョードル・ミハイロヴィチの四つの死と一つの復活』(盛林堂ミステリアス文庫)【amazon】「公園」「食堂車」「精神科医の診察室」「トルコ式浴場」収録作は以上。ドストエフスキーという大文豪を主人公にした連作短編集、ということだけでもけっこうな挑戦だと思うのだが、作者はさらにひとつ企てをプラスした。題名にもあるように、四つの短編すべてでドストエフスキーが死ぬ、あるいは死が確定する物語なのである。では、ドス
▽我愛香港電影●11/17 19:29 2024-10-19黄金時代・・・情報が回って来たので、先ほど早速。「生誕70周年 ジャッキー・チェンと愉快な香港映画たち」フェア。場所は前回と同じ所。写真は一応スタッフさんに許可をいただきました。代官山 蔦屋書店にてこのクリアキーホルダー、タイトルロゴが入ってたら買ったかも。デブゴンのやつ、欲しかった。(4種 各 税込990円)Tシャツも同様、太田宏明氏デザイン。イラストのみタイトルロゴなし残念!(3種 各 税込5,390円)昔から大好きな太田宏明 氏のポスター。「ピックポケット」のポスター、実物を見たのは初めてかも。tera-chan 2024-10-19 23:32 読者になる広告を非表示にするもっと読むコメントを書く黄金時代・・・2024 / 10
▽ノスタル爺の日記●11/14 19:03 2024-11-14お次はDCコミックヒーロー録画していた『アクアマン/失われた王国』(2023年/監督:ジェームズ・ワン)を観る。海と地上の世界を守るアクアマンの活躍を描くシリーズ第2弾。アクアマンことアーサー(ジェイソン・モモア)は、アトランティス王国の王の仕事や海賊退治をしながら子育て中。アーサーを父の仇と狙う海賊軍団を率いるケイン(ヤーヤ・アブドゥル・マティーン2世)は、南極の氷に封じ込められて謎の王国と黒い鉾を発見。それはかつて存在した第7の海底王国ネクラスで、コーダックス王は危険なエネルギー源オリカルクムを使って海底王国征服しようとしてアトランティス王国に敗れ、永久凍結されたものでした。ケインは黒い鉾によってコーダックス王の邪念に憑りつかれ、王国の科学力を駆使してアトランティス王国を襲い、オリカルクムを奪取。オリカルクムの精練で地上は異常気象、海底王国では疫病が蔓延。アー
▽押入れで独り言●11/01 07:53 2024-10-29十一月の屋根裏の散歩会十一月も駒込での開催となります。ちなみに、以前お世話になっていた南大塚の地域文化創造館が、12月から再開の予定です。さっそく開催地候補の一つにしたいと思ってます。日時:11月24日(第四日曜日)午後2時より場所:豊島区駒込地域文化創造館第四会議室(東京都豊島区駒込2-2-2【4階】)読書会テキストはスミルノ博士の日記 (中公文庫)作者:ドゥーセ中央公論新社Amazonmystery_YM 2024-10-29 14:34 読者になる広告を非表示にするもっと読むコメントを書く十一月の屋根裏の散歩会2024 / 10
▽黌門客●10/23 09:09 今年1月、「本よみうり堂」の連載「私を作った書物たち」に乙川優三郎氏が登場し、その第3回(1月21日付「読売新聞」)で芝木好子(1914-91)の『隅田川暮色』を紹介していた。乙川氏自身によると、芝木のこの作品は「(乙川氏自身が)デビューして間もなく、文体を模索」していた時期に出会った小説だといい、「いまの作家には書けない文章だと感じた。素直に学ぼうと考えた」という。そしてまた、次の様にも述べる――「芝木好子という手本があったことは、貴重でした。吉行淳之介も、三浦哲郎も好きでしたが、私が手本にする文章ではなかった」。これに従うならば『隅田川暮色』は、「平安時代の組紐(くみひも)の復元」を中心に据えた「芸術家小説」ということになる。芸術家小説というのは、「芝木好子の真骨頂が発揮されているように思う」(山下同前p.276)などと評される如く、後期芝木作品の集大成的な作品といえるのだろう。
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