▽ほぼ日刊ｲﾄｲ新聞 - The Apple in My Heart
●12/05 11:59
これまでに建てられた小屋に加え
新たに建てられたものをあわせた
総勢44の小屋が､
2006年の夏に青森で集結した展覧会｢A to Z｣｡
さる10月22日に
惜しまれつつ終了したこの展覧会までの軌跡を
一冊にまとめた本が発売されました｡
本のﾀｲﾄﾙはその名も
『A to Z』｡
古い赤煉瓦の倉庫の中に並んだ
ひとつひとつの小屋を訪ね､
路地を歩き､
軌跡をなぞり､
展覧会までのすべてをまとめた作品集となっています｡
また､展覧会の様子に加えて
奈良さんとgraf･豊嶋秀樹さんの言葉で
鮮明に綴られた制作ｴﾋﾟｿｰﾄﾞ､ｽｹｯﾁ､写真なども
たっぷりと収録｡
展覧会､｢A to Z｣に足を運んだ方も
残念ながら訪れることができなかった方も
ちがった意味で楽しめる内容になっておりますので､
みなさま､ぜひお手にとってご覧くださいませ｡
↓ｸﾘｯｸすると拡大できます｡
書籍概要 ﾀｲﾄ

▽ほぼ日刊ｲﾄｲ新聞 -｢日常のﾃﾞｻﾞｲﾝ｣佐藤卓展 第2会場
●12/22 13:36
｢他人のためや､
他社のために
ﾃﾞｻﾞｲﾝをやること｣
｢自分のために
なにかをつくること｣と
ずいぶん､ちがうのでしょうね｡
主観だけでは､ものはできあがらない
ﾃﾞｻﾞｲﾝは､
｢自分のやりたいこと｣
をやる仕事ではないですから､
それがいいのかもしれません｡
たとえば､
本の装丁をさせていただくなら､
｢作家のﾌｧﾝのかたにとっては
どういう本であればうれしいのか｣
｢作家のかたが
どういう本にしたい､
と思っているのか｣
｢編集者のかたが
どういう本だったら
うれしいと思うか｣
それが､いちいち､気になります｡
満足していただけただろうか……と｡
それぞれのｲﾒｰｼﾞのために
すこしでも力になれたらうれしい
という気持ちで､
仕事をしているわけです｡
大学に入学する前､
ﾃﾞｯｻﾝの勉強を
しているときに思いました｡
昨日のつづきの
ﾃﾞｯｻﾝをするのですけど､
日によって､湿度がちがいますよ