▽オリンピックプラス FUN & GAMES ●03/02 13:53 19歳で白血病を発症、27歳で五輪競泳金メダリストになった男のはなしマーテン・ファンデルバイデンは、2008年のオランダのスポーツマンオブザイヤーに選ばれた。それは、2008年に開催された北京五輪のOWS(オープンウォータースイミング)で金メダルを獲得した最初の選手になっただけでなく、急性白血病に打ち勝ったひとりの人間であったからだ。▲表彰台の真ん中にいるのが白血病発症発症から8年目のマーテン・ファンデルバイデン2mを超える長身。大男ぞろいのオランダでもなかなか2mの競泳選手ははいない。この時期、世界の自由形の短距離の中心にいたピーター・ファン・デン・ホーヘンバンドが193㎝。3歳年下のファンデルバイデンの方が、10㎝近く高かった。アテネ五輪の3年前、19歳の時にファンデルバイデンは複視と息切れを訴えた。ただならぬ症状に病院に行くと急性白血病と診断された、2001年のことだ