boundary-lineのアンテナ
id:boundary-line
4/17ページ
▽傘をひらいて、空を●11/12 20:40 2024-11-12きみはラリらずに生きていけるか二十代前半くらいまではいろんな経験が少ないから、何をやってもテンションが上がった。大学生のころなど、今にして思えば些細なことで脳内麻薬がばんばん出ていた。旅先の景色はいつも新鮮で、恋愛は比喩でなく「死んでもいい」ほどのもので、友情は永遠の輝きを宿していた。読む本にいちいち驚いたり泣いたり狼狽したり、そりゃあ忙しかった。ものを知らなかったから、世界を説明するための概念ひとつがどれだけ感動的だったことか。今はそうではない。旅行は飽きないように頻度を減らしているし、恋愛の高揚は平熱の愛情に着地して、友人関係なども平和なものである。本を読んでいても、しばしば「ああ、こういう系統ね」と思う。遭遇するたいていのできごとが予想どおりの結末に向かう。そんなだから、近ごろのわたしの心拍数の標準偏差はとっても小さい。「こうして人は大人になるのだ」と
▽はじけるおと●11/10 05:46 2024-11-07■好きなもの、好きだったもの、好きになったもの。過去と現在の間を揺れながら、月のない夜に心地よい歌声に包まれた。18歳のときに母親から贈られたギターで最初に作った曲です。とはじまった歌は、子供のころに耳を当てて聴いた貝の音みたい。巻貝の暗がりの先はどう顔を傾けても見通せず、けれどそこにはいつも仄明るい予感があった。海の音がするよ、と手渡されたから、私は貝は生まれた場所の記憶をいつまでもその身にたたえているのだと思っていた。そして耳を傾けてくれる人にだけ、懐かしい記憶をそっと語ってくれるのだと。きゅるきゅるこぽぽ。横に寝そべる人の腹に耳を当てるとそこにも生まれた場所の音がある。自分の腹にも耳を当てられたらいいのに。空洞の、一度もそこに命を宿すことのないまま空になった、私の一番悲しい場所の音を聞いてみたい。熱心に自分の腹に耳を当てる女に応え、寝そべる人は
▽■ 天 然 生 活 ■●11/08 12:28 << November 2024 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
▽ぽんこの日記●11/08 06:09 2024-11-064月のことdigital 仙台 山形 草木花3月末に咲き始めた錦町公園のコヒガンザクラは満開を迎えました。コヒガンザクラの花は小さめだけど、色がはっきりしていて可愛いです。遠くから眺めるのもよし。松音寺というお寺さんの山門で迎えてくれた花まつりのお釈迦様。甘茶には桜が添えられていました。お釈迦様に甘茶をかけてあげました。柄杓とカメラを同時に使うのは難しい…。お寺に咲く椿。椿は首から落ちるから縁起が悪いと言われるけど、私は散った姿も美しいと思っています。白い椿も素敵。可憐な乙女椿。大崎八幡宮の社殿の裏に咲く満開の桜。民家のお庭に咲く桜。この季節は街中が華やかになるのがいいんですよね。仙台一高の応援団旗と桜。進学校でバンカラの応援団がいることでも有名です。私のカメラでは使えない、フィルムシュミレーションのクラシックネガをアプリで使えると知り、
▽家出空間[iede cucan]●10/29 22:53 ○ 自慢を再定義する! (2024.10.26.) new○ 気持ちのボリュームつまみをいじらんといてー。 (2024.09.27.)(話の前半は録音できず、録音は話の途中からになります。)11月の月読お稽古場11/29(金)13:00-18:00 自由♯について自習と質問の日11/30(土)10:00-17:00 いるだけセッションセッションの内容は、「自由#」を伝えるものになります。それは説明が難しいので音声ファイルを、いくつか聞いてみてください。時間のすごしかたは主に、立って自由に歩き回る、私がギターやキーボードで音を出して歌うのをガイドに身体を動かす、踊る、自然に遊ぶ、などです。そうした時間の過ごしかたは、「自由#」を味見してもらえるようにと、工夫しています。大きめの音を出して、自然に踊る「むくダンス」をする時間が二、三回ありますので、踊ったり身体を動かすという心
4.<前5 6.次5>
0.はてなアンテナトップ
8.このページを友達に紹介
9.このページの先頭へ
□ヘルプ/お知らせ
□ログイン
□無料ユーザー登録
□はてなトップ
(c) Hatena