▽美絵の日記
●03/05 13:05
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▽らぶらぶきんぐだむ　／　l.l.k. -> 2005
●06/22 15:36
閉鎖しました｡｢書くことは不純だ｡言うことは不純だ｡行動することは不純だ｡だが何もしないのも気が狂いそうになるので仕方なくここに何か書き始めることにする｡｣最初に僕はこう言い訳をして日記を始めた｡それから二年が過ぎたいま､やはりこの言葉は言い訳以外の何者でもなかったと感じる｡僕は根本的に他者に頼りすぎていた｡｢他者が得られない｣という仰々しい制約を自己に課す代価として､自己の外部という交換可能性を常に留保していた｡世界はすでにｼｽﾃﾑに敗北し､交換不可能になっているというのに｡すべてが自己になった場所で､なおも他者がいると思いこむのは単なる傲慢に過ぎないというのに｡最近になって､僕は”他者のいない恋愛”について以前より遙かに真剣に考えるようになった｡それは｢空白を愛する｣などという言説で正当化される､信仰を隠れ蓑にした袋小路ではなく､空想の可能性､あるいは主体の分裂である｡すべてがﾊﾟﾗﾉｲ