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▽須雅屋の古本暗黒世界 ●11/15 20:14 ◎『北方ジャーナル』2024年12号発売中。http://hoppojournal.sapolog.com/e503989.html〇スガの連載「よいどれブンガク夜話」第179夜は澁澤幸子『澁澤龍彥の少年世界』――「兄は実生活ではほとんどバカと言っていい部分があった」であります。北鎌倉への新築移転、矢川澄子との離婚、独身時代に編集を担当した雑誌『血と薔薇』、それから実生活での徹底した「無能の人」(そこがまたカッコイイ!)ぶりについて、ちょこっと書いてます。連載エッセイ「古本屋女房の古本的日常」第131回は「結局怖いのは現実です」であります。このところ頻発し、札幌の豊平区でも発生した「闇バイト」強盗から、ひと昔、ふた昔前のバイオレンス小説を想い起し、小説にあるから現実にやってみようとした事件、それもミステリの王道である密室物と現実の事件についての関係について、ほんのほんのちょこっ
▽私的感想:本/映画●11/12 09:45 『列王記』感想2024-11-11 21:57:24 | 本(人文系)『列王記』ではダビデ亡き後のイスラエルとユダの歴史がつづられている。基本的には後半になるにつれて、散漫になるという印象を受けた。その理由は単純で、内容が単調だからだ。歴史書の宿命か、劇的な事件が起こらなければ叙述はどれも似たような内容になり、事実の羅列が続く。そもそも幾人かの王は名前も似通っているし、王国が南北で分かれたため、どっちがどっちの王だったのかわからず混乱した。その中で、内容として目を引いたのは、ダビデ亡き後の権力闘争だろうか。『サムエル記』で強烈な印象的を残したヨアブもその過程で殺されるが、そうした闘争を経てソロモンは王位に就き盤石な態勢を築く。だが聖書はソロモンの治世を手放しで褒めたたえてはいない。というのも彼は統治の期間中、異教の像の建立を容認しているからだ。本書も歴史書である以上、
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