▽【本のこと あれこれ】 since 2004 ●12/09 17:33 【詩画集】『プラテーロとわたし』銅版画家 山本容子さんのいつものオレンジ色の背景が、スペインのノーベル文学賞作家ヒメネスが愛したロバのプラテーロの銀色によく似合っています。詩画集 プラテーロとわたしJ.R.ヒメネス 文波多野睦美 訳 山本容子 絵理論社2019年10月発行180字紹介文(本の花束2021年10月)ヒメネスの代表作である散文詩「ブラテーロとわたし」のうち28篇はギターと朗読のために作曲がなされている。歌手の波多野睦美がスペイン語の語順のまま翻訳、山本容子が銅板画にした詩画集。オレンジ色のベースは「詩人とロバのプラテーロの素肌のあたたかさと太陽があたためた大地の色、信頼の色」。ページをめくると、とてつもないぬくもりに包まれる心地よさ。ぜひ体感してほしい。朗読CDもあります。プラテーロとわたし (波多野睦美による新訳版朗読) (PLATERO Y YO ~ M