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Mystery*File
●12/05 01:07
[2] Comments

児童書読書日記
●12/04 17:47
2024-12-03『チカクサク』(今井恭子)児童書・国内チカクサク (くもんの児童文学)作者:今井 恭子くもん出版Amazon戦後すぐの旧宿場町が舞台。主人公の英治は言葉の発達が遅い子でした。はじめて言葉を発したのは自分の過失もあり弟が事故死してしまった5歳の時でした。罪悪感を抱えた子どもが、周囲の大人たちの有様を眺めながら人生をスタートさせていく話です。冒頭は、チンドン屋の厚化粧の下の老いを見ておびえるエピソード。行方不明の傷痍軍人のおじに思いを馳せたり、別のおじが既婚者の女性と関係を持っていることを知ってしまったり、英治は人生の仄暗い側面を眺めていきます。圧巻なのは、終盤に配置された絵師と名乗る女性と知りあうエピソードです。大人から行ってはいけないと言い含められている検番という悪所での鬼とも妖怪とも思える女性との出会いは、現実なのか幻想なのか判然としません。蝋燭の絵

はてなダイアリー - Re:KCC@?d
●12/04 00:39 元さん
2024-12-03宮部みゆき 他 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー角川ホラー文庫30周年を記念して刊行されたアンソロジー。全3巻の予定で、ベテランから新人まで読める。ベテランの風格を見せつける宮部みゆきの青春ホラー。新名智はファンタジーRPGに秘められたメッセージを読み解かせる。芦花公園、内藤了、三津田信三もよかったが、最後に掲載された小池真理子の存在感が圧倒的。鄙びた避暑地のリゾート・マンションを舞台に、寂しさに満たされた構成に唸る。古びたタイトル「オンリー・ユー かけがえのないあなた」が沁みる。堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー (角川ホラー文庫)作者:宮部 みゆき,新名 智,芦花公園,内藤 了,三津田 信三,小池 真理子KADOKAWAh-moto 2024-12-03 09:34 読者になる

新・三つの棺−「幻影の書庫」日記
●12/03 12:21 月田さん
2024-12-02ジャンケットバンク 8~9巻comicジャンケットバンク 8 (ヤングジャンプコミックス)作者:田中 一行集英社Amazonジャンケットバンク 9 (ヤングジャンプコミックス)作者:田中 一行集英社Amazonいよいよここからは1巻では収まりきれないゲームばかりになっていく。巻をまたいでの第6ゲーム『ブルー・テンパランス』。相変わらず一方的な敵の有利展開で、完全に敵の手のひらの上と思わせておいて、最後の意想外な一発逆転劇という確定パターン。読み合いでは説明し切れないほど、ミスは一回も無い、というのは、今回は一応説明は付けられていたけれど。ただ、キャラ設定は立っているので、展開が膠着していようが、それなりに読ませてくれるし、逆転に至る過程での推理の提示やら、思いもしない一発逆転の方向性には感心するしかない。パターンが定型化してきた

猫を償うに猫をもってせよ
●12/03 10:47
2024-12-02斉藤佳苗『LGBT問題を考える』を読んだ斉藤佳苗の著書は、八月末に出て、割とすぐ杉並図書館にリクエストを入れたのだが、小さい出版社だったせいか、杉並区長の岸本聡子と国会議員の吉田晴美に忖度したのか、11月末になってやっと購入してくれた。私は大きな勘違いをしていたのだが、「LGBT」というのは性的マイノリティの総称ではなく、政治思想のことであるという。これまで間違った使い方をしてきた。「基礎知識から海外情勢まで」とあるが、なるほどかなり包括的に解説されていて、様々に眼からウロコが落ちた。バトラーの思想の解説で、カントにいたるまでの実在論とその他の思想が解説されているが、デカルトを除くと、なぜそのような思考にいたったのか、またその思想が証明されていないことに気づいて、やはり哲学というのは学問はないのではないかと思った。あと「LGBT理解増進法」というのが、「差別禁

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