彼方
id:hasumixx19
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▽ ●08/08 21:10 WiSh oUR PeAcEFuL WoRLD**
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もしも、僕らが
誰かを傷つけたとして
そこから流れた想いが
河を作ったとしよう
その中には沢山の
生き物が住んでいる
誰かを愛せずに
消えてしまった魚や
謡う事を忘れた
虫たちの叫び
あなたには見えますか
あなたには
聞こえますか
病に倒れた大切な人
守る事の出来なかった
己の無力さ
錆び付いた小鳥と
枯れてしまった鳴き声で
緑を増やしたくても
それは無謀なことと知る
僕たちは過ちを犯した
過ちそのものなんだ
とても臆病で
とても小さくて
誤魔化しだけ成長する
世界が平和なんて
誰も信じちゃいないのに
世界は変わんない
XXX
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▽たわし●09/27 05:28 太陽と鰐と星の為の芝居
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20040926
エイシャムはある晩、恐竜に苦しめられる遠い王国を夢に見た。狡猾で邪な表情を浮かべた九頭の竜と、その脅威に震える美しい姫を。猛る鬼神を百煉の刀で屠り、唸る魂魄を七宝の笛で鎮めたこの英雄は、夢から醒めるとすぐさま準備にとりかかった。彼は二角の冑に魚鱗の甲を身につけ、銅八重の盾と鬼殺の鈿剣を手にとって、撫霊の笛竹を懐に忍ばせると、まだ夜も明け切らぬうちに、日に千里を駆ける愛馬ウッカに跨り、一人ひっそりと邸を後にした。
ろくに休みもとらぬまま、エイシャムと彼の赤い馬は不滅の輝きを放つ北の瞳星を目指し、一目散に夢の王国へと向かった。彼らはあたかも熱沙に吹く燃える風のように、一晩で五の集落と二つの町、四つのオアシスを駆け抜け、眼前に立ち塞がった三匹の怪物と十一人のアサシンを、怒れる神の雷槌さながらに打ち滅ぼした。そうして三昼
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